WOWOWとMax(旧HBO Max)の日米共同制作によるドラマ・シリーズ『TOKYO VICE』のSeason2が、WOWOWにて2024年春に日本独占放送・配信開始となることが決定。新キャストとして窪塚洋介、真矢ミキの出演が発表され、日本初公開となる場面写真も解禁された。
【写真】“東京の裏社会”にさらに深く入り込む――『TOKYO VICE Season2』場面写真
舞台は1990年代の東京アンダーグラウンド。世界で最もきらびやかな大都会として憧れられた東京のリアルで凶暴な裏の姿を、Season1の第1話をマイケル・マンが監督し、ハリウッドが誇る本気の“映像魂”がこの上ないクオリティーでよみがえらせた。
そのSeason2が米国では2024年2月からMaxで配信スタートすることが決定。WOWOWでは2024年春に放送・配信がスタートする。
世界が憧れた大都会“1990年代TOKYO”が牙をむく―。東京の大学を卒業した米国人青年ジェイク(アンセル・エルゴート)は、故郷に戻ることを勧める両親に反し、難関な試験を突破して日本の大手新聞社に就職する。警察担当記者となったジェイクは特ダネを追いかけるうちに、ヤクザ絡みの事件を手練で解決する刑事・片桐(渡辺謙)と出会う。新聞記者として危険な闇社会へと入り込んでいくジェイクに片桐は忠告する。「この世界は、一度開いた扉は閉じるのが難しい」―。
登場人物たちそれぞれがショッキングな展開を迎えるというクリフハンガーで幕を閉じたSeason1、男社会を渡り歩く女性記者・詠美(菊地凛子)、風俗街で暗躍する刑事・宮本(伊藤英明)、ジェイクと意気投合する若きヤクザのリーダー・佐藤(笠松将)、謎めいたカリスマホスト・アキラ(山下智久)らの運命はいかに。夢や希望ものみ込まれる東京のアンダーグラウンドで、生き残れるのは誰か。
Season2では、ジェイクは東京の犯罪の裏社会により深く入り込んでいき、自分自身や身近な人々の命が恐ろしい危機にさらされていることに気づく。
新キャストとして、窪塚洋介は佐藤が属する千原会の若頭に出所後復帰し、彼の兄貴分となるヤクザ・葉山役を、真矢ミキは片桐の相棒となる警視・長田役を演じる。
ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE Season2』は、WOWOWにて2024年春放送・配信スタート(全10話)。
※キャストコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■アンセル・エルゴート(ジェイク役)
もう1回、東京バイスの撮影ができてとても嬉しかったです。
このテレビドラマのお陰で日本の文化を学ぶことができました。
東京バイス シーズン2の話は、もっと面白くなったとおもいますので、ぜひ見てください。
このドラマは90年代の東京の闇の世界がよく描かれているので、とっても面白いと思います。
東京バイス シーズン2は、シーズン1よりもっと面白い展開になっています。
■渡辺謙(片桐役)
皆が窮地に追い込まれたSeason1のラスト。
どうなっていくのか先の読めない状態で2がスタートしました。
1話ごとに急展開を見せる脚本に驚きながら、撮影が進みました。
サスペンス満載のSeason2を是非お楽しみ下さい。
■窪塚洋介(葉山役)
『TOKYO VICE』Season2に服役から出所してくる千原会の若頭"葉山"役で出演しています。
僕も好きな作品が多いHBO(現 Max)の作品に関わることができて大変光栄に思っております。
今までの役者人生の中で1番と言っても過言ではない、とても難しい役柄でしたが、日米共同制作の現場はいつもとても刺激がありました。
皆さんに観ていただけるのを楽しみにしています。
■真矢ミキ(長田役)
80年代、そして90年代初頭、私は20代でした。
異様なほど大人達に活気があり勢いがあった。そしてバブル崩壊。
今、役を通し改めて90年代を再び生き、その背中合わせとなる縦横無尽な裏社会の深さを知ります。
Season2は、生き残るために闇組織も形を変えざるをえない状態で膨れ上がり警察と化かしあい闘います。
私演じる警察組織に生きる女性は、当時の男社会を真っ向から浴びながら、そんな闇組織に立ち向かいます。
TOKYO VICEは海外から来た1人の青年記者の俯瞰の目線から時代と社会を大胆に斬り込み、それとは対照的に必死に生きる人々の心の機微を繊細に描きます。一見バイコントラストに感じる社会と人の組み合わせこそが、その時代を象徴するセットなのだとも気付かされます。
今、半年間続いた撮影が終わった達成感と何か途轍もない大きな経験をいただいた感謝が心の奥底にあります。
謙さんをはじめ、この作品で出会えた全ての皆さんにときめいた日々でした。