アニメ『ラーメン赤猫』の放送開始時期がTBS系にて2024年7月からと決まり、店長・文蔵役を津田健次郎が務めることが、本日12月16日開催の「ジャンプフェスタ2024」にて発表された。併せてティザーPVと場面写真も解禁となった。



【動画】津田健次郎が文蔵の声を担当!『ラーメン赤猫』PV

 本作は、猫が営むラーメン屋で働くこととなった主人公の人間・珠子と猫たちとの日常を描いた異色のお仕事物語。原作は「次にくるマンガ大賞 2022」Webマンガ部門第5位を獲得した、アンギャマンによる同名漫画(集英社「少年ジャンプ+」連載中)。先日、テレビアニメ化が発表されていたが、ジャンプフェスタ2024内のステージプログラムで、キャストと放送時期、制作スタッフについても発表となった。

 津田健次郎が演じる茶トラねこの店長・文蔵が青いハチマキと店のエプロンを着けたキャラクター設定画も解禁。文蔵は「ラーメン赤猫」の店長であり、口数少ない“ラーメン職猫”である。

 津田は「『ラーメン赤猫』で文蔵を演じさせていただくことを光栄に思います。独特の世界観、情緒溢れるこの作品を楽しんでいただけるよう頑張ります。是非観てください。お楽しみに!」とのコメントを寄せた。

 監督は清水久敏、シリーズ構成・脚本は久保亨、キャラクターデザインは千葉道徳が務める。アニメーション制作を担うのは、朴性厚率いる新進気鋭のスタジオ「E&H production」。

 清水監督は「仕事が辛いとき、楽しみにしていた作品が『ラーメン赤猫』でした。
なんというか元気を貰える作品なのです。なので自分の手でアニメを作りたいと強く思っていたところ、念願叶いアニメ化が決まり、この度、監督を務めることになりました。 この作品の魅力をいかに漏らさずにアニメに落とし込むか。なかなか大変な作業ではありますが、楽しいことでもあります」としている。

 原作者のアンギャマンは「ジャンプフェスタ2024」のステージに登壇し、「『ラーメン赤猫』はジャンプ+インディーズ連載というすこし違った連載形式でスタートしながらも皆様の応援によりついにはアニメ化されることとなりました。読者の皆様、ジャンプ+編集部の皆様、担当編集の伊藤さん心よりお礼申し上げます。清水監督、津田さんはじめアニメ制作チームの皆様も『ラーメン赤猫』の常連客のごとく猫好きがおられるようで、熱意をもってキャラクターたちをアニメーション表現の中に再構築してくださっています。これまで応援してくださった皆様にも、これから新しくご覧になる方々にも、お店に行ってみたい、ラーメンを食べてみたいと感じていただける作品になることを願っています」と語った。

 アニメ『ラーメン赤猫』は、TBS系にて2024年7月から放送。

※津田健次郎ほかコメント全文は以下の通り

<コメント全文>

<津田健次郎/文蔵(ぶんぞう)役>
『ラーメン赤猫』で文蔵を演じさせていただくことを光栄に思います。
独特の世界観、情緒溢れるこの作品を楽しんでいただけるよう頑張ります。
是非観てください。
お楽しみに!

<清水久敏(監督)>
仕事が辛いとき、楽しみにしていた作品が「ラーメン赤猫」でした。
なんというか元気を貰える作品なのです。
なので自分の手でアニメを作りたいと強く思っていたところ、念願叶いアニメ化が決まり、この度、監督を務めることになりました。
この作品の魅力をいかに漏らさずにアニメに落とし込むか。
なかなか大変な作業ではありますが、楽しいことでもあります。 現在鋭意制作中です。
皆さんの期待を裏切らぬように、丁寧に作っていきたいと思っています。

<久保亨(シリーズ構成・脚本)>
インディーズ掲載が始まったときから欠かさず読んでいた本作。日々の生活で溜まったあらゆる毒素をデトックスしてくれる素敵な漫画。
その大好きな『ラーメン赤猫』に関わらせていただき、とても幸せな限りです。監督を筆頭に関わるスタッフ全員が熱意溢れる方々ばかりです。
気を引き締め、奇を衒わず、しっかりと一杯一杯丁寧に愛情込めて配膳したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

<千葉道徳(キャラクターデザイン)>
久しぶりの原作もののキャラデザなので新鮮な気持ちで作業しております。
自分の今まで関わってきた作品の方向とは大分違っていて、ある意味ここまでたどり着いたかという感慨もありますが、最後までやり切って初めてそう言えるので、余計なことは考えずに机に向かおうと思います。
消費スピードの速い昨今ですが、しっかりと残る作品となればと。
応援よろしくお願いします。

<朴性厚(E&H production 代表)>
いつも仕事に疲れたときに読んで癒やされていた「ラーメン赤猫」。
E&H productionでアニメーション制作ができて大変光栄です。
清水監督含め社内のクリエイターたちが一致団結して、視聴者の心に響く作品を作りたいと思いますので、アニメ『ラーメン赤猫』応援お願いします。私は湯切りに魂を込めます!

●原作者からのジャンプスタジオステージでのコメント(全文)
<アンギャマン(原作)>
ジャンプフェスタ2024にご来場の皆様こんにちは。
「ラーメン赤猫」作者のアンギャマンと申します。
皆様の多くのご声援によって「ラーメン赤猫」のアニメ化が決定いたしました。
「ラーメン赤猫」はジャンプ+インディーズ連載というすこし違った連載形式でスタートしながらも皆様の応援によりついにはアニメ化されることとなりました。

読者の皆様、ジャンプ+編集部の皆様、担当編集の伊藤さん心よりお礼申し上げます。
清水監督、津田さんはじめアニメ制作チームの皆様も「ラーメン赤猫」の常連客のごとく猫好きがおられるようで、熱意をもってキャラクターたちをアニメーション表現の中に再構築してくださっています。
これまで応援してくださった皆様にも、これから新しくご覧になる方々にも、お店に行ってみたい、ラーメンを食べてみたいと感じていただける作品になることを願っています。
アニメ『ラーメン赤猫』わたしも楽しみです!

編集部おすすめ