『ミニオンズ』『怪盗グルー』シリーズを手掛けたイルミネーションのアニメ映画『FLY!/フライ!』に、追加声優キャストとして羽佐間道夫、野沢雅子、関智一らが参加することが明らかになった。
【動画】堺雅人&麻生久美子ら吹替声優に決定! 『FLY!/フライ!』本予告
大ヒット作『ミニオンズ』『怪盗グルー』『SING/シング』『ペット』シリーズを生み出し、全世界累計興行収入13億ドル(約2000億円)超え、日本でも140億円突破の特大ヒットとなった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手掛けたイルミネーション。
とても家族思いだけどちょっと神経質な父親のマック(声:堺雅人)、明るく頼れる家族の要・母親のパム(声:麻生久美子)、好奇心旺盛で自立に憧れる兄ダックス(声:黒川想矢)、そして元気いっぱいでお転婆な妹グウェン(声:池村碧彩)。小さな池で暮らすカモの一家が初めての旅で目指すのは、遠く3000キロ離れた鳥たちの楽園ジャマイカ。これまでの住処を離れ、新たな可能性に向けて飛び立つ一家は、旅の道中でさまざまな仲間たちと出会うことになる。
このたび、堺、麻生らカモ一家の吹き替えを担当するキャストに続き、彼らの旅を素敵に彩る追加キャストの8名が解禁となった。カモ一家の脇を固めるのは、羽佐間道夫、野沢雅子、関智一、鈴村健一、芹澤優、谷山紀章、喜多村英梨、愛河里花子ら豪華な声優たち。
トラブルメーカーとして悪気なく一家を振り回してしまうものの、どこか憎めないダンおじさん役には羽佐間道夫。「久し振りに、上等な気品のある作品に接することが出来ました。私が吹替を担当したダンおじさんは、カモ一家の叔父さんですが、どの血筋なのかは分かりませんが一家をこよなく愛している、特に子ガモのグウェンが可愛くて仕方のない、おじさんです。今世界はあちこちで、血なまぐさい環境にありますが、それぞれの権力者に、ぜひ観て貰いたい映画の、代表作だと感じました。参加できたことを光栄に感じています」と作品への想いを明かす。
一家が旅の途中で出会う不気味で年老いたサギのエリンを演じるのは、野沢雅子。
NYのハトのリーダーチャンプの友人で、故郷のジャマイカを恋しく想いながら人間のペットとして生活するオウムのデルロイ役には、関智一。「『変化を恐れずに頑張ろう』というメッセージが詰まったハートフルな作品ですが、僕も職業柄大切に思っていることなので、とても共感できました。故郷のジャマイカを懐かしみ、帰れることへの期待でテンションが高まっているデルロイでしたので、収録を終えた直後は本当に疲れて、かすかに酸欠で頭が痛くなりました(笑)。初めて檻から出て、みんなで空を飛んでいる場面の時に、自分も空を飛んでいるような感覚で演じたらとても気持ちが良かったので、実際にできないことを体験できた爽快さもあります!」と振り返る。そして「すごく小さなかわいいカモちゃんが頑張っていますので、劇場で一緒に応援して、羽ばたいてもらえると嬉しいです」と期待を込めた。
さらに、ヨガトレーナーとして仲間のアヒルたちのメンタルを整えるアヒルのグーグー役には、鈴村健一。「僕が声を演じたグーグーは、とある場所でヨガの行者として同じアヒルの仲間達のメンタルを整える存在。物語の中でいろんな表情をみせてくれるとても面白いキャラクターです。
さらに、一家が冒険に出るキッカケとなった渡り鳥家族の娘キム役を芹澤優、キムの父親ジョー役を谷山紀章、キムの母親のエリー役を喜多村英梨、グーグーの仲間役を愛河里花子が演じる。
また、12月22日12時より、カモの一家の冒険を通して初めての一歩踏み出す勇気や大切さを描く本作にちなみ、あなたの“はじめて”を応援するムビチケ前売券(オンライン)購入者限定のキャンペーンを実施する。このキャンペーンでは、今まできっかけがなくて一歩が踏み出せなかったことや、この春から新たにやってみたいことなどを募集。抽選で10名に、新生活にぴったりなさまざまなギフトが贈られる。キャンペーンの詳細は映画公式サイトにて。
アニメ映画『FLY!/フライ!』は、2024年3月15日全国公開。