アニメ「プリキュア」シリーズ第21弾『わんだふるぷりきゅあ!』(ABCテレビ・テレビ朝日系/毎週日曜8時30分)が、2月4日より放送スタート。プリキュア史上初となる犬のプリキュアが誕生する。
【写真】『わんだふるぷりきゅあ!』パピヨン犬がプリキュアに! かわいいキャラビジュアル
「プリキュア」シリーズは、ごく普通の少女がふとしたことをきっかけに伝説の戦士プリキュアに変身して、強大な敵と戦う変身ヒロインアクションアニメ。シリーズ第21弾となる今作では、プリキュア史上初となる犬のプリキュアが誕生。動物と人が仲良く暮らす街・アニマルタウンを舞台に、犬と飼い主、猫と飼い主など、動物と人の間に紡がれる深い絆の物語を描く。
動物が大好きな“犬飼いろは”は、飼い犬の“こむぎ”と仲良し。ある日、謎の生物・ガルガルが街で大暴れ。だけど、いろはを守るためにこむぎが人の姿になってプリキュアに変身しちゃった!? 心がガルガルしている子を助けなきゃ…。力を合わせて動物たちを“ニコガーデン”にかえしてあげよう。「大丈夫、あなたの声をきかせて!」。
キュアワンダフル/犬飼こむぎ(CV:長縄まりあ)は、いろはの飼い犬のパピヨン。人の姿になって、大好きないろはとおしゃべりができるようになり大はしゃぎ。運動神経バツグン。おさんぽが大好きで好奇心旺盛。
くいしんぼう。「キュアワンダフル」に変身する。
キュアフレンディ/犬飼いろは(CV:種崎敦美)は、動物をこよなく愛する中学2年生の女の子。日課はこむぎとの朝のおさんぽ。友達が多く、動物にも好かれている。お世話好きで面倒見が良い。素直な性格で、ウソが苦手。運動も得意。口癖は「ワンダフルー!」。「キュアフレンディ」に変身する。
本作のオープニング主題歌は、前作『ひろがるスカイ!プリキュア』他、数々のエンディング主題歌を担当してきた吉武千颯が担当。エンディング主題歌は、前作オープニング主題歌歌手・石井あみと、『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』の主題歌「ようこそ、お子さま・ドリーミア」の後本萌葉が担当する。
また、本作の見どころをたっぷり紹介する「おひろめショー」が、1月28日16時よりプリキュア公式YouTubeチャンネルにて配信スタート。新しいエンディング主題歌のダンスレッスンや、ゲームにクイズに加え、1月28日16時からの配信限定で、テレビ放送の前に第1話が少しだけ公開される。スペシャルゲストとして『ひろがるスカイ!プリキュア』からキュアスカイも出演する。
さらに、本作放送の中のコーナー「あなたのおうちのわんだふる」で、おうちで一緒に過ごす動物たちの写真を募集中。応募は公式HPから。
アニメ『わんだふるぷりきゅあ!』は、ABCテレビ・テレビ朝日系にて2月4日より毎週日曜8時30分放送。
※長縄まりあ、種崎敦美らのコメント全文は以下の通り。
※種崎敦美の「崎」は「たつさき」が正式表記
<コメント全文>
■長縄まりあ:キュアワンダフル/犬飼こむぎ役
――プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください。
まさか自分がプリキュアになれるなんて思っていなかったので、本当に信じられないという気持ちでした。その後すぐに、嬉しい気持ちと頑張りたい気持ちと感謝の気持ちと、たくさんの想いが込み上げてきて泣いてしまいました。
――長縄まりあさんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください。
夢と憧れが詰まっていると思います。
小さい頃見ていて、プリキュアのように可愛く変身したり、かっこよくバトルしたくてたまりませんでした。自分もプリキュアになれる日が、ある日突然くるのではないかとワクワクもしていました。そんな素敵な気持ちをくれる作品だと思っています。
――キュアワンダフル/犬飼こむぎを演じるうえでの意気込みを教えてください。
小さい頃プリキュアを見ていて、たくさんの素敵な思い出や気持ちを作品からいただきました。今プリキュアを楽しみにしてくれている皆さんにも、夢と憧れを、思い出とワクワクする気持ちを、それからたくさんの「わんだふる~!」をお届け出来たらと思っています! 精一杯頑張ります!
■種崎敦美:キュアフレンディ/犬飼いろは役
――プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください。
『映画プリキュアオールスターズF』に出演が決まった時もプリキュアに携われるだなんて…と、光栄でとても嬉しかったのですが、まさかテレビシリーズでもこんな機会をいただけるなんて。映画でこれまでのたくさんのプリキュアたちを見て、キャラクターから、キャストさんから、それぞれのシリーズをみんなで1年かけて作り上げてきた絆を感じました。映画の収録の時、目には見えないけど確かに感じるそれがとても素敵で羨ましいなと思っていたので、ああ、自分もそれができるんだ…と、本当に嬉しかったです。
――種崎敦美さんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください。
「キラキラかわいい憧れの存在」という印象が強かったのですが『プリキュアオールスターズF』で作品にしっかり携わらせていただいて、お互いに支え合いながら、強く、かっこよく、勇ましく立ち向かっていく姿をたくさん見て、印象がガラリと変わりました。自然と胸が熱くなって「自分もこうなりたい!」と純粋に思える存在。
プリキュアという「存在自体」が魅力なんだなぁと思いました。
――キュアフレンディ/犬飼いろはを演じるうえでの意気込みを教えてください。
いろはちゃんの印象で一番に思い浮かぶのが、誰かの「本当の想い」をちゃんと聞こうとする気持ち。想像や憶測ではない、本当の心の声。それを大切にできるのってとっても素敵だと思います。他のキャストさんの声やお芝居をちゃんと受け取りながら、耳をすませながら、たくさんの方に愛していただけるようなキュアフレンディを、「わんだふるぷりきゅあ!」を作っていけたらと思います。
■多田香奈子プロデューサー(ABCアニメーション)
犬や猫、ウサギ、鳥… 様々な動物を我が家へお迎えをすることが一般的になっている今、かくいう私も、犬は大切なパートナーです。私達に大きな愛情を注いでくれる、かけがえのない動物達…。言葉は通じないけれど、動物と飼い主の間には言葉にできないほどの絆があるのではないでしょうか。
今回のプリキュアでは、主人公の犬・こむぎが人間の姿に変化し、人間の言葉で飼い主であるいろはと会話をします。そしてお互いの想いを伝えあい、より絆を深めていきます。
しかし、現実世界では、動物と人間は言葉を交わし合うことはできません。
本作で語られるこむぎのセリフは、どこまでいっても想像の域を超えません。「犬はきっとこんなことを考えている」これは人間のエゴなのかもと不安になることもあります。
でも、言葉を交わせないからこそ、 私達は動物の気持ちをとことんまで考える必要があるのではないでしょうか。大事なのは、相手のことを知ろうと努力すること。その先に、相手の幸せを願う「思いやり」が生まれるのだと思います。そして何より大事なのは、気持ちを押し付けず、理解し合うことです。
今回は動物と人間のお話ですが、それは人間同士でも同じこと。ありふれた標語ではありますが、いま一度、「相手を思いやる気持ちの大切さ」を皆様に感じていただけたら嬉しいです。地球上のみんなが「みんな なかよし! わんだふる~!」な日々になりますように。
■東映アニメーション・高橋麻樹プロデューサー(「高」は「はしごだか」が正式表記)
本作は「動物」との絆をテーマとしています。大切な誰かを想い、行動する。「家族」であり、「ベストフレンド」となる関係は、人も動物も変わらない。
【みんな なかよし!わんだふる~!】
そんな想いをキャッチコピーに込めています。
夢を見ること。あきらめないこと。自身の足で立ち上がる。仲間と分かち合い、仲間を信じ、誰かのために、誰かを想い行動すること。プリキュアの歴史の中で描かれ、繋いできた想いの力は、姿形が違っていても、たとえ言葉が通じ合わなくても、思いやる心があれば、確かに心に伝わる。そんな「プリキュア」らしい姿を、動物との絆を通して丁寧に描いてまいります。素敵でわんだふる! な世界を、どうぞお楽しみください!
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