亀梨和也が主演する連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』が、WOWOWにて6月より放送・配信されることが決まった。
【動画】2度目の東野圭吾原作作品に挑む亀梨和也
原作は2002年に刊行された東野圭吾の同名小説。
WOWOWと東野のタッグは、2021年の連続ドラマW 東野圭吾『さまよう刃』以来3年ぶり9作目。脚本を小峯裕之、監督を鈴木浩介が務める。亀梨のWOWOW連続ドラマへの出演は、2022年の『連続ドラマW 正体』以来、約2年ぶり2度目、東野圭吾原作作品への出演は2018年のドラマスペシャル『東野圭吾 手紙』(テレビ東京)以来、約5年半ぶり2度目となる。
亀梨が演じる主人公・佐久間は、画期的なアイデアと、どんな手を使ってでも必ず勝負に勝つ、という行動力を武器に、数々のクライアントを担当する敏腕広告プランナー。どこかミステリアスでつかみどころがない佐久間は女性にもよくモテるが、頭脳明晰(めいせき)で計算高く、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える人物だ。
そんな佐久間を襲う大型プロジェクトからの降板劇。完璧に進んでいたはずの“ゲーム”から突如引きずりおろされ、プライドを引き裂かれた佐久間は、敵である大手自動車メーカーの副社長への復讐(ふくしゅう)のため、同じく父に恨みを持つ副社長の娘と手を組み狂言誘拐を実行する。しかし順調に滑り出したかに思われた佐久間の“誘拐ゲーム”は、やがて予想外の展開を見せていく…。
佐久間と、娘を取り戻したい大企業の副社長の一進一退の“攻防戦”、そして誘拐犯である佐久間と共犯関係の娘との間で育まれるいびつで危険な“恋愛模様”が見どころとなる。
亀梨は「魅力溢れるストーリー、登場人物たちに身を委ねていただきながら、騙し、騙されさまざまな思考を持って楽しんでいただけたらうれしく思います」とコメントした。
連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』は、WOWOWにて6月放送・配信スタート。
亀梨のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■佐久間駿介役:亀梨和也
――「連続ドラマW 正体」以来2作目のWOWOWドラマへのご出演となります。オファーを受けた際のお気持ちをお聞かせください。
前回の「正体」を経て、また、このようにお話をいただけたことがとてもうれしかったです。また再会できるスタッフさんや、今回の作品で初めてお会いするスタッフさんとの出会いも非常に楽しみでした。
「正体」の時と同様に準備段階からしっかりとしたコミュニケーション、熱量の中で時間が過ごせるという期待を持ち、今回のお話も受けさせていただきました。結果的に非常にやりがいのある魅力溢れる作品に参加させていただけたことに感謝しております。
――原作・ドラマの脚本を読んでの感想をお聞かせください。
この作品のスケール感、先の読めない展開、心理戦。あっという間に読み終えました。これをまたどのような形で映像化していくことができるのか正直プレッシャーもありましたが、スタッフの皆さんと一丸となって撮影を終えることができました。
まだ作品の完成は僕自身見ていないのですが、登場する個性的なキャラクターの魅力やエンターテイメント性溢れるミステリーに是非、夢中になっていただけたらと思います。
――佐久間駿介という人物について、脚本を読み、実際に演じられてどのように感じましたか。また、演じる上で心掛けたことがあればお聞かせください。
僕が受け取った印象として佐久間自身、美意識やプライドが高く、それ故の思考であり行動が存在しているのではないか?と。
キャラクターを作り上げていく上で、ファッションや仕草、目から捉えられるような情報というものに関しては特に細かく意識しながら演じさせていただきました。
――ご自身のYouTubeチャンネルの開設や、ソロイベントの開催などの新たな挑戦、さらに映画や連ドラへ立て続けにご出演されている中での本作へのご出演だったかと思います。ご自身の活動の中で、本作はどのような位置付けの作品となったでしょうか。
撮影期間中、さまざまな角度のお仕事をさせていただきながら、僕自身、置かれている状況が大きく動き出すタイミングでした。振り返ると、自分としても少し覚醒しているような感覚の中でこの作品の時間を過ごさせてもらっていたなと。現場に行くとスタッフの皆さんと共に作り上げているという充実した実感の中で細かな部分も諦めずに撮影ができたと思います。
撮影を終えて約半年間時間が経っての放送にはなりますが、出来上がりを非常に楽しみにしています。
――改めて、視聴者の皆様、楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いします。
魅力溢れるストーリー、登場人物たちに身を委ねていただきながら、騙し、騙されさまざまな思考を持って楽しんでいただけたらうれしく思います。是非、受け取って下さい。