全世界累計出荷本数150万本を突破した人気RPGゲーム「天穂(てんすい)のサクナヒメ」がテレビアニメ化され、2024年にテレ東系で放送されることが決定。併せて、サクナヒメの世界観を体感できる“動くティザービジュアル”も公開されたほか、原作元の「えーでるわいす」から、なる、こいちのコメントが到着した。



【動画】テレ東系で本年放送決定! テレビアニメ『天穂のサクナヒメ』動くティザービジュアル

 「天穂のサクナヒメ」は、「ヒノエ島」を舞台に島を支配する鬼と闘う爽快なコンボアクションと日本古来の米づくりを深く再現したシミュレーション要素が融合したユニークな和風アクションRPGゲーム。2020年の発売より「令和の米騒動」と騒がれた空前の大ヒットで日本中を沸かし続け、全世界累計出荷本数150万本突破。このたび、アニメ化が決定するなど、ゲーム誕生から3周年を迎え、ますますの盛り上がりを見せる。

 アニメーション制作は、「SHIROBAKO」や「花咲くいろは」などハイクオリティな作品づくりで世界的に評価を受けるP.A.WORKS。また、キャスト陣も発表され、主人公の豊穣神サクナヒメ役に大空直美、サクナヒメの“親友”であり都に住む上級神のココロワヒメ役に衣川里佳など、原作ゲームでもおなじみの面々が続投することが決定。

 アニメ化にあたり、原作元のえーでるわいす・なるは「自分の作ったものがTVアニメに……なんて妄想はしたことがありました。
なんと! 本当に? 企画説明をされる東宝さんの熱意がやばくてやばいと思ったのを昨日のことのように思い出します。それから3年余り、遂に発表の時を迎え、皆様の元へ作品を届けられるということが本当に嬉しいです」とコメント。

 こいちは「原作が想定外に売れた時点で夢うつつだったので、今回のお話をいただいた時もポカーンとどこか他人事のようでした。その後は思っていたよりもしっかり原作監修として関わらせていただけ、少しずつ当事者意識や責任感が芽生えてきました。今では放映が近づき緊張が増しております…!」と話す。

 そして、なるは「ゲームを遊ばれた方には、本作のアニメ化の難しさもご想像いただけるのではないかと思います。
この課題にP.A.WORKSさんをはじめアニメ制作チームは丁寧に取り組んでくださり、また我々も脚本、音声収録をはじめとして、思った以上に監修として関わらせていただきました。アニメ『天穂のサクナヒメ』が皆様に楽しんでいただけることを願っております!」とメッセージを。

 こいちは「言わずもがな、ゲームとアニメは異なるメディアです。今回の映像化にあたっても尺の制限や情報を伝える手段の違いなど原作から変わっている部分が色々あります。人によってここは不安な話に聞こえるかも知れませんが、今作は本当に原作を大切に扱っていただけました。元の魅力を何倍にも膨らませた所、描写不足だった所の補間など嬉しい意外性が沢山あります。
元気に動くサクナたちの活躍をお楽しみいただけると幸いです」と言葉を寄せた。

 3月23日・24日に開催されるAnimeJapan2024では、TOHO animationブースでの展示や他企画も決定。続報は公式ホームページにて。

 テレビアニメ『天穂のサクナヒメ』は、テレ東系にて2024年放送開始。