アニメ『ゼーガペイン』のテレビシリーズの後日譚(たん)となる新作『ゼーガペインSTA』の公開日が、8月16日に決定。併せてキービジュアル、本予告、新規場面写真が解禁となった。
さらに『ゼーガペインADP』が7月12日より再上映されることも決まった。
【動画】新キャラクターのギテン(CV:寺島拓篤)、シド(CV:花江夏樹)らも登場! 新作『ゼーガペインADP』本予告
「ゼーガペイン PROJECT REUNION」の一環として制作中の新作『ゼーガペインSTA』は、テレビシリーズと『ゼーガペインADP』を振り返る「レミニセンス編」と、テレビシリーズ最終話のその先を描く「オルタモーダ編」の2部構成。
キービジュアルには、キョウ(CV:浅沼晋太郎)、リョーコ(CV:花澤香菜)、シズノ(CV:川澄綾子)、ハル・ヴェルト(CV:河西健吾)らが描かれている。
本予告には、新キャラクターのギテン(CV:寺島拓篤)、セフト(CV:寺崎裕香)、ミルヒ(CV:黒沢ともよ)、バスフォータ(CV:石川由依)、シド(CV:花江夏樹)、トーヤ(CV:杉田智和)が登場する。
ソゴル・キョウ役の浅沼晋太郎は「僕はこの作品をきっかけに、苦手だった夏が、少し好きになりました。タイムループ・タイムリープを描いた作品に出演したり、鳥にまつわるキャラクターを演じたりすると、偶然を超えた何かを感じるようになりました。この映画が、あなたの心のどこかを少しでも動かすような作品になってくれたら、とても幸せです。どうぞごゆっくりお愉しみください」とコメント。
カミナギ・リョーコ役の花澤香菜は「スピンオフ小説が出たり、つい最近まで再放送がされていたり、ついに新作が作られたりと、こんなに長く愛される作品に恵まれて私は幸せ者です。17歳の自分に教えてあげたい! 『ゼーガペインSTA』を機に新たなセレブラントが増えてくれることを期待しつつ、元々知ってくれている方がより『ゼーガペイン』を深く味わえるような内容になっていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」としている。
ミサキ・シズノ役の川澄綾子は「TV放送の時から『ゼーガペイン』の音楽が大好きでしたが、今回改めてあの曲達があってこその『ゼーガペイン』なのだと思いました。TV放送から長く応援してくださるファンの方は、新たな一面を感じつつ、『ゼーガペイン』が帰ってきたと懐かしい気持ちにもなっていただけるのではないかと思います」と話す。
また、8月16日より上映劇場にて本作のBlu‐rayが先行販売されることが決まった。
さらに、テレビシリーズの前日譚を描いた『ゼーガペインADP』が、7月12日より東京・新宿ピカデリー、名古屋・ミッドランドスクエアシネマ、大阪・なんばパークスシネマの3館にて1週間限定で上映される。
劇場アニメ『ゼーガペインSTA』は、8月16日より劇場公開。
浅沼晋太郎、花澤香菜、川澄綾子からのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■ソゴル・キョウ役/浅沼晋太郎
――前作『ゼーガペインADP』(2016年10月)から約8年ぶりの新作となります。久しぶりに『ゼーガペイン』のキャラクターを演じられてみて感じたことなどをお教えください。
決して大げさなんかではなく、僕の人生を大きく変えるきっかけとなった作品でありキャラクターですから、「離れていても、いつでも気にかけていて、すぐに会える旧友」みたいな感覚で、久しぶりという印象があまりなかった、というのが正直な感想です。キョウに対して「よっ、元気だった?思ったより焼けてないね」って声をかけるみたいな感じでした。
――本作『ゼーガペインSTA』のアフレコに臨むにあたって意識した点はありましたか?
前作もそうでしたが、自分の中で「高純度」VS「経験値」、「がむしゃらさ」VS「精密さ」といった対戦がずっと繰り広げられていました。18年前の、何ひとつ分からないまま、ただただしがみつくように、もがくようにやっていた演技は今の僕には出来ないし、この18年間で多少なりとも培った技術は、あの頃の僕がどんなに手を伸ばしたって掴むことは出来なかったと思います。見えない未来を欲しがるあの頃の僕と、どこか諦めながら、それでも過去を捕まえようとする今の僕。これってなんだかすごく『ゼーガペイン』だな、と勝手に感じていました。
――作品について楽しみにしていることと、作品をご覧いただく皆様へメッセージをお願いいたします。
まず何より、こんなに長くの間『ゼーガペイン』を愛してくださったセレブラントの皆さん。皆さんのおかげで、こうして物語の時計の針がまた進み始めました。「ありえねぇ」とどこかで思っていたことを形にしてくれて、本当にありがとうございます。そして、ここから『ゼーガペイン』に触れてくださった皆さん。見つけて、触れてくださって本当にありがとうございます。僕はこの作品をきっかけに、苦手だった夏が、少し好きになりました。タイムループ・タイムリープを描いた作品に出演したり、鳥にまつわるキャラクターを演じたりすると、偶然を超えた何かを感じるようになりました。この映画が、あなたの心のどこかを少しでも動かすような作品になってくれたら、とても幸せです。どうぞごゆっくりお愉しみください。
■カミナギ・リョーコ役/花澤香菜
――前作『ゼーガペインADP』(2016年10月)から約8年ぶりの新作となります。久しぶりに『ゼーガペイン』のキャラクターを演じられてみて感じたことなどをお教えください。
『ゼーガペイン』でまた新録ができるなんて!こんな機会をいただけてとても嬉しかったです。リョーコとして浅沼さんや川澄さんと一緒にかけあえる幸せを噛み締めながら収録していました。久々に会ったリョーコは、相変わらず素朴でまっすぐで可愛らしい、素敵な女の子でした。
――本作『ゼーガペインSTA』のアフレコに臨むにあたって意識した点はありましたか?
これがアニメ放送以来18年ぶりのアフレコだったら何をどうしたらいいのかいっぱいいっぱいになってしまっていたかもしれませんが、8年前の収録を経ていたので、落ち着いて収録に臨めました。
――作品について楽しみにしていることと、作品をご覧いただく皆様へメッセージをお願いいたします。
スピンオフ小説が出たり、つい最近まで再放送がされていたり、ついに新作が作られたりと、こんなに長く愛される作品に恵まれて私は幸せ者です。17歳の自分に教えてあげたい!『ゼーガペインSTA』を機に新たなセレブラントが増えてくれることを期待しつつ、元々知ってくれている方がより『ゼーガペイン』を深く味わえるような内容になっていますので、ぜひ楽しみにしていてください!
■ミサキ・シズノ役/川澄綾子
――前作『ゼーガペインADP』(2016年10月)から約8年ぶりの新作となります。久しぶりに『ゼーガペイン』のキャラクターを演じられてみて感じたことなどをお教えください。
前回から時間が経ったので、過去の自分の演技との違いが出てしまったり、感覚を取り戻すのに時間がかかるかもという懸念がありましたが、全くそんな事はありませんでした。他のキャストの皆さんも今まで通りにキャラクターそのままでしたので、皆さんに引っ張っていただけたと思います。
――本作『ゼーガペインSTA』のアフレコに臨むにあたって意識した点はありましたか?
アニメのTV放送から前回の劇場版の方が、TV放送当時と同じにしなければいけないという気負いがあったかと思います。今回は新キャラクターも登場し、『ゼーガペイン』の新しい面を見ることが出来たように感じました。
――作品について楽しみにしていることと、作品をご覧いただく皆様へメッセージをお願いいたします。
TV放送の時から『ゼーガペイン』の音楽が大好きでしたが、今回改めてあの曲達があってこその『ゼーガペイン』なのだと思いました。TV放送から長く応援してくださるファンの方は、新たな一面を感じつつ、『ゼーガペイン』が帰ってきたと懐かしい気持ちにもなっていただけるのではないかと思います。公開を楽しみにお待ちください。
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