アッル・アルジュン主演のインド映画『仕置人DJ』が、7月12日より劇場公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編、場面写真が解禁された。



【動画】『RRR』ラーム・チャランの従兄、アッル・アルジュンの色気がすごい 『仕置人DJ』予告編

 本作は、『プシュパ 覚醒』のアッル・アルジュンが主演を務めるスタイリッシュなアクション・コメディ。2003年に本格デビューして以来、着実にトップスターへの道を歩んできたアルジュン35歳の時(2017年)のヒット作だ。

 アーンドラ・プラデーシュ州ヴィジャヤワーダにあるバラモンの集落。そこに生まれたドゥッヴァーダ・ジャガンナーダム・シャーストリ(通称DJ)は、古風で保守的な教育を受けて育った。一族は代々シヴァ神を祀った大寺院で僧としてお勤めをしていたが、現在は結婚式などへのケータリングを行う宴会料理人を生業としている。

 少年時代のDJは、ハイダラーバードへの出張に同行した際に、ギャングを逮捕しようとして返り討ちにあった警官の命を助ける。
その警官プルショーッタムは、DJの不正を憎む心と実力行使もためらわない胆力に感銘を受け、彼を超法規的な仕置き人に仕立て上げ、この関係はその後20年近く続く。大人になった彼は、親族の一人が大規模な投資詐欺事件の犠牲になったことから、その黒幕ロイヤラ・ナーイドゥの成敗にむけ動き出すが…。

 主演のアルジュンは、テルグ語映画界のスーパースターであるチランジーヴィを叔父に持ち、『RRR』のラーム・チャランの従兄でもある芸能一家出身。ダンスの名手としても名高く、「バニー」「スタイリッシュ・スター」「アイコン・スター」などの愛称通り、スタイリッシュで都会的、生意気で頭の回転が速く、不敵で朗らかな若者像を多く演じてきた。

 しかし、2015年ごろから、演技の幅を広げようとする試みが見られるようになる。古風なバラモンとして、サンスクリット語のストートラ(神を称える歌)を詠唱し、専門トレーナーをつけて習得したバラモン方言のテルグ語を操り、伝統衣装を裾さばきも鮮やかに着こなす本作のキャラクターは、そうした試みのひとつと言えるだろう。


 そうした古風なイメージに挑戦する一方、本来のスタイリッシュなアクションや、セールスポイントのひとつであるダンスの技量を発揮したソングシーンも盛り込まれており、コントラストも充分。本作をいっそう魅力的なものとしている。

 ヒロインは、『アラヴィンダとヴィーラ』のプージャー・ヘグデ。細身のしなやかな体ながら妖艶さを醸し出し、バラモンの主人公とは対照的に、裕福でファッショナブルな都会の女性を演じる。ラーオ・ラメーシュやスッバラージュら脇を固める演技派・個性派の俳優陣も見逃せない。さらに、『ランガスタラム』『ザ・フェイス』などで知られるテルグ語映画界トップの音楽監督デーヴィ・シュリー・プラサードも参加している。


 映画『仕置人DJ』は、7月12日公開。