WEST.の小瀧望が主演を務め、宝塚歌劇団の生田大和が演出を手がけるミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』が、9~11月、東京・大阪にて上演されることが決まった。
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原作は、イタリアの劇作家アルバート・カゼッラによる戯曲『La morte in vacanza』(1924)に基づき、ウォルター・フェリスが1929年に『Death Takes A Holiday』として英語で戯曲化。
オフ・ブロードウェイミュージカル版は、『TITANIC』で成功を収めたピーター・ストーン(脚本)とモーリー・イェストン(作詞・作曲)のコンビにより産み出され(2003年ピーター没後、トーマス・ミーハンが執筆を継承)、オフ・ブロードウェイで2011年6~9⽉に初演、その後2017年1~3⽉にはオフ・ウエストエンドのチャリングクロス劇場で上演。⽇本では2023年に宝塚版が上演された。
死神/サーキ役を演じる主演の⼩瀧望は「死神が⼈間の⼒や姿を借りて下界に降りてくるというファンタジーであり、難しい役どころを、⼿探りで進めていくことになると思いますが、とても楽しみです。ありふれた役じゃないだけに役者冥利に尽きます︕」とコメントしている。
ヒロインのグラツィア役は、⼭下リオと、宝塚歌劇団⽉組トップ娘役として活躍後、⼤学院に進学、退団後初の舞台出演となる美園さくらがダブルキャストで演じる。
さらに、エリック役には東啓介、コラード役に内藤⼤希、アリス役に皆本⿇帆、デイジー役に斎藤瑠希、ヴィットリオ役に宮川浩、ステファニー役に⽉影瞳、ダリオ役に⽥⼭涼成、エヴァンジェリーナ役に⽊野花と、実⼒派の俳優が名を連ねた。
演出は、宝塚歌劇団での活躍のみならず、劇団外ではミュージカル『ドン・ジュアン』(2019、2021)で好評を博した演出家、⽣⽥⼤和(宝塚歌劇団)が、宝塚版に引き続き務める。
ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』は、東京・東急シアターオーブにて9月28日~10月20日、大阪・梅⽥芸術劇場メインホールにて11月5~16日上演。
※生田大和、小瀧望コメント全文は以下の通り
<生田大和、小瀧望コメント全文>
◆演出︓⽣⽥⼤和(宝塚歌劇団) コメント
明⽇が来なくても、愛は消えない――⽣きる事。愛と死。そして命とは何か。
敬愛するモーリー・イェストン⽒の楽曲にのせて、死神の視点で⼈⽣の意味を問いかける、このミュージカルを、主演・死神(と、東欧からやってきたチャーミングなプリンス︕)役の⼩瀧さんをはじめ、個性と技量、それぞれの経験豊かな俳優の皆様、この作品を愛するクリエイター・スタッフ陣と共に創ることができる事に、喜びと幸せを感じています。
この「出会い」によって起きるであろうケミストリーに、私⾃⾝、ワクワクしています。
どうぞ、ご期待ください︕
◆主演︓死神/サーキ役 ⼩瀧望 コメント
まさか死神という、⼈間ではない役を演じる事になるとは思ってもいませんでした。
元々この作品の映画(リメイク版)が好きで、ブラッド・ピットさんが演じられた役ですので、同じ役に挑める事にプレッシャーを感じつつも興奮しています。
死神が⼈間の⼒や姿を借りて下界に降りてくるというファンタジーであり、難しい役どころを、⼿探りで進めていくことになると思いますが、とても楽しみです。
ありふれた役じゃないだけに役者冥利に尽きます︕頑張りたいと思います。