伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第61回)が24日に放送され、梅子(平岩紙)が三男・光三郎(本田響矢)に耳打ちする姿が描かれると、ネット上には「言いたいことを言えないのつらい」「スンッを極めて、ささやき女将」などの声が集まった。
【写真】明日の『虎に翼』場面カット 再会を喜ぶ寅子(伊藤沙莉)と梅子(平岩紙)
人手不足のため「特例判事補」になった寅子(伊藤)は、仕事が増えて大忙し。
後日、家庭裁判所にやって来たのは、すみれと亡くなった大庭徹男(飯田基祐)の遺族、そして徹男とは離婚していたはずの梅子だった。驚く寅子に、梅子は気まずそうな表情で「大庭の妻でございます」とよそよそしく挨拶する。
遺言書の中に“すみれに全財産を遺贈する”と書かれていたことから、徹男の母・常(鷲尾真知子)は激怒し、息子たちも納得がいかない様子。そんな中、それまで黙っていた梅子が「光三郎さん」と呼び、光三郎に耳打ちをする。長男・徹太(見津賢)が「なんだ、どうした?」とイラついた様子で聞くと、光三郎は「新しい民法によれば、母と僕たち兄弟は父の財産の2分の1を遺留分として請求できるはずです」と梅子から聞いた話を伝えるのだった。
ネット上では、終始気まずそうにしながら、話さない梅子の姿に注目が集まり、視聴者からは「梅子には発言権がないの?」「梅子さんが直接言いたいことを言えないのつらい」「主張しづらい環境なのだろうなぁ」といったコメントが集まる一方で「船場吉兆のささやき女将かと思った」「スンッを極めて、ささやき女将みたいになっている」などの投稿も集まっていた。