Key原作のフルプライスゲーム『Summer Pockets』のテレビアニメ化が決定。ティザービジュアル、ティザーPV、スタッフ、キャスト情報が発表され、コメントも到着した。
【写真】6年越しアニメ化に意気込み 『Summer Pockets』キャストコメント
原作は、『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』などで知られるビジュアルアーツ・Keyの同名フルプライスゲーム。原案を麻枝准が担当し、新島夕、魁、ハサマの実力派ライター陣、音楽面では歴代のKey作品に携わってきた折戸伸治、どんまる、竹下智博、水月陵、大橋柊平が参加。2018年に最もヒットした恋愛アドベンチャー作品が、発売から6年の歳月を経てテレビアニメ化される。
アニメーション制作を担当するのは『月がきれい』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』等で知られるfeel.。監督は『アカメが斬る!』『ぼくたちのリメイク』など手掛けた小林智樹、キャラクターデザインは『灼眼のシャナ』『のんのんびより』などを手掛けた大塚舞が担当する。
出演は、鷹原羽依里役の千葉翔也、鳴瀬しろは役の小原好美、空門蒼役の高森奈津美、紬ヴェンダース役の岩井映美里がゲームのボイスキャストに引き続き出演。久島鴎役は廃業した嶺内ともみに代わり稗田寧々が演じる。
千葉は「役者として培ってきたこと、プレイして感動した気持ち、そして今回キャストの皆さんの生のお芝居からリアルタイムに感じた鳥白島の空気、全てを込めて演じさせていただきます」、小原は「「サマポケが大好き!」この言葉を沢山の方からいただき宝物にしてきました。その思いを胸に精一杯しろはを演じたいと思います」とコメント。
また、久島鴎として新たにオーディションで選出された稗田は、「鴎は元気で明るくお茶目な面もありながらどこか掴みどころのないところがあり、そんな彼女の秘めた想いや願いを精一杯皆さんに届けられたらと思います。鴎にとってかけがえのないひと夏、大切に大切に演じさせていただきます」と意気込みを明かしている。
9月15日には作品単独イベント「TVアニメーション Summer Pockets Prologue Party」の開催が決定。出演キャスト、スタッフが参集する。
<『Summer Pockets』キャストコメント>
■千葉翔也(鷹原羽依里役)
この度、『Summer Pockets REFLECTION BLUE』のパートボイスから引き続き羽依里を演じさせていただきます。オーディション資料をいただいた日から、アニメで演じる日を思い描いて臨んでいました。ついに今回の話をいただいて、ひとつ声優としての夢が叶った気持ちです。
自分自身を投影できる親近感と、ヒロインや友人たちが信頼できる人としての優しさやかっこよさを兼ね備えていると捉えています。でも羽依里は、ゲームをプレイした皆さんの数だけイメージがある存在。今回はプレイした時の目線だけでなく、台本で1から役作りに臨ませていただきました。
現場はサマポケを愛する方達が本当に細かく丁寧に導いてくださっています。そのおかげでプレッシャーだけではなく、この作品が好きな気持ちをポジティブにぶつけられています。役者として培ってきたこと、プレイして感動した気持ち、そして今回キャストの皆さんの生のお芝居からリアルタイムに感じた鳥白島の空気、全てを込めて演じさせていただきます!
肩に力の入った長文になってしまい恐縮ですが、笑いあり涙ありの最高の季節になると思います! 楽しみにしていてください!
■小原好美(鳴瀬しろは役)
鳴瀬しろは役の小原好美です。みなさん!! お待たせしました。
日本のみならず世界中から愛される本作。「サマポケが大好き!」この言葉を沢山の方からいただき宝物にしてきました。その思いを胸に精一杯しろはを演じたいと思います。
みんなで『Summer Pockets』を盛り上げていきましょう。是非楽しみにしていてくださいね。よろしくお願いします!
■高森奈津美(空門蒼役)
鳥白島での夏をアニメで見られる日が来るなんて! かき氷で乾杯ですね!!
ゲームから早6年という事実にも驚きましたが、アニメでどのように羽依里くん達の物語が描かれるのか、蒼たちの物語が描かれるのか…とても楽しみです。
サマポケアニメをずっと待ち望んでくださっていた方々の心に深く残る夏をお届け出来るよう頑張ります!
■稗田寧々(久島鴎役)
久島鴎を演じさせていただきます、稗田寧々です。
まずは『Summer Pockets』アニメ化決定、本当におめでとうございます! 美しい島の風景の中でキャラクターたちが動き喋る姿を見られることが、私自身今から楽しみで仕方ありません!
鴎は元気で明るくお茶目な面もありながらどこか掴みどころのないところがあり、そんな彼女の秘めた想いや願いを精一杯皆さんに届けられたらと思います。
鴎にとってかけがえのないひと夏、大切に大切に演じさせていただきます。よろしくお願いいたします!
■岩井映美里(紬ヴェンダース役)
むぎゅー! 紬 ヴェンダース役の岩井映美里です。
ゲームのなかでのあのシーンやこのシーンがアニメーションとしてどのように描かれるのか、紬含め鳥白島のみんなの動く姿、あの夏を想像するだけでワクワクが止まりませんね。
熱がこもりすぎて「サマポケ大好きだー!」の気持ちが止みません! お届けできるその日まで、もう暫くお楽しみに…!
<『Summer Pockets』スタッフコメント>
■ゲームディレクター:魁
最初の『Summer Pockets』の発売から6年目を迎え「アニメ化決定」。皆様にこの報告ができたことをスタッフ一同喜んでおります。リークすることもできず(許されず)言いたいことをぐっと抑えたこの数年でした。ようやく言えました。「『Summer Pockets』アニメ化決定、2025年放送開始です」と。
脚本会議にも、アフレコにもKeyのスタッフが参加させてもらい、『Summer Pockets』関係者一丸となってアニメ化を進めておりました。小林監督の原作へのご理解も深く、なによりファンの感情を第一に考えてくださる姿勢には感謝しかありません。
アニメで新たに描かれるKeyの「夏休み」の形を「鳥白島」の空気を楽しみにしていてください。
■原作プロデューサー:丘野塔也
ようやくアニメ化の一報をお届けできました。ファンの皆さまには大変お待たせしたことをまずはお詫び申し上げます。
『Summer Pockets』という作品をアニメ化するだけでしたら、おそらくもっと早いタイミングでお届けすることは可能でした。
果たして、サマポケ人(びと)は現れました。そこからはあっという間で、熱意と愛情の両輪でこの日を迎えることが出来ました。次の夏はきっと楽しくなります、ご期待ください。
■監督:小林智樹
アニメーションを作ると言う事は、その瞬間でしか集まることのできなかったスタッフで、そのスタッフでしか創り得ない作品を作ると言うことです。そんなスタッフで新たに命を吹き込まれた『Summer Pockets』を、ゲームを楽しんだ人たちも、ゲームをしたことのない人たちも、楽しめる作品になっていると思います。
アニメーション制作は時に、いくつもの夏を迎え、何年もかけて作られます。放送されてしまえば一瞬です。そんな一瞬の夏休みの物語を楽しんでください。
■シリーズ構成:大知慶一郎
とにかくやれるだけやろう――『Summer Pockets』という、数多くのファンから熱く支持されている作品のシリーズ構成を担当するに当たり、固く心に決めたことです。
当然のことですが、原作の膨大な要素のすべてをアニメに入れ込むことは不可能です。それでも、毎回打ち合わせに参加してくださったKeyの皆様にご意見をいただけたお陰で、原作ファンの方たちがアニメで見たかったであろうエピソードはできる限り取り込めたと自負しております。
もちろん、アニメから入った方たちにも充分楽しめる作品になっておりますので、最後までご視聴よろしくお願いします。羽依里が魅力的なヒロイン達とひと夏の間に経験する、キラキラ眩しく熱く胸打つ物語にご期待ください!
■キャラクターデザイン:大塚 舞
祝アニメ化!
私が、最初にプレイしたKeyのゲームは『Kanon』でした。当時の会社の先輩にハゲしくおススメされて、それからほぼ全てのKey作品をプレイするほどハマりました。過去に劇場版『AIR』に原画で、ほんの少し関わったこともあったりしましたが、まさか『Summer Pockets』でキャラデザをやれるとは思っていませんでいた!
ただいま、スタッフ全員で鋭意制作中です。みなさん、ぜひ見て下さいね!