今年2月に公開され、先日配信が開始された映画『マッチング』。恋愛を始めたい人にとって一般的なツールとなったマッチングアプリをきっかけに、恐ろしい事件に巻き込まれていくサスペンス・スリラーだ。
【写真】マッチングアプリの出会いがまさかの事件に発展――ドキドキの場面写真
内田英治が原作・脚本・監督を務める本作は、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描く。マッチングアプリを通じて他人と気軽に出会えるようになった現代だからこそ起こる身近に潜む恐怖を、追い詰められてゆく主人公とともにジェットコースターに乗ったかのようなスリルと、予測不可能なストーリー展開で描く。
■恋を始めようとしただけなのに…闇に巻き込まれる主人公・輪花(土屋太鳳)
土屋太鳳が演じる主人公・輪花は、ウエディングプランナーとして数々のカップルの幸せの実現を手伝いながらも、自身は恋愛に奥手な29歳。同僚の勧めでマッチングアプリに渋々登録し、マッチングが成立するも、目の前に現れたのはプロフィールからは想像できなかった暗い男。その男はやがて裏の顔を見せ始める。時を同じくして、アプリ婚をしたユーザーが殺される事件が彼女のまわりで頻発。輪花が出会った男が捜査線上に浮上するが、事件は全く意外な方向から別の展開を見せるのだった。そしてついに、輪花にも犯人の魔の手が迫る―。
2005年、角川映画、ソニーミュージック、Yahoo!JAPAN が合同で実施したスーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスにて審査員特別賞を受賞したことでキャリアをスタートさせた土屋。
■“ヤバい目”のストーカー、永山吐夢(佐久間大介)
佐久間大介が演じるのは、輪花とマッチした異様な暗い雰囲気のストーカー、永山吐夢。佐久間は自身初の実写映画単独出演作となった本作で、これまでのイメージを大きく覆す狂気に満ちた役に挑んでおり、役作りのためトレードマークのピンク髪から金髪に。バラエティ番組などで見られる佐久間の姿とは真逆といっていいほど異なるキャラクターである吐夢を演じきった。内田監督は「佐久間大介さんは、グループではかわいいイメージながら、実は凄みのある目つきもできる人で、謎めいたストーカー役が新機軸になると思います。作為を感じさせない、無になる演技をリクエストしました」※2と、そのギャップを感じさせないような佐久間の“目”の演技を高く評価している。
9人組アイドルグループ・Snow Manに所属し、音楽番組やバラエティ番組で華麗なダンスや軽快なトークを届けてくれる佐久間。俳優としては、映画『HOT SNOW』『おそ松さん』でグループメンバーとともに主演を務めた経験があるが、単独での映画出演は本作が初。自身のイメージとギャップのある役に「とても悩んだ」という佐久間だが、「最終的には僕じゃないとできなかったんじゃないかと思うくらい自信が持てる永山吐夢像が出来上がり、嬉しく思います」※3と語っていた。
■『マッチング』のカギ握る男・影山剛(金子ノブアキ)
本作のカギを握る男、影山剛を演じるのは金子ノブアキ。
ミュージシャンとしては、ロックバンド・RIZE/RED ORCAのドラマーとして活躍する金子。俳優としては、NHK連続テレビ小説『おひさま』、大河ドラマ『軍師官兵衛』、『麒麟がくる』、Netflix『今際の国のアリスSeason1,2』、DMMTV『EVOL』といった話題作に多数出演している。本作の予告編では、ストーカー被害に悩む輪花に寄り添い「僕が輪花さんを守ります」と優しい言葉を掛けるシーンもあるが、その真意は果たして。
映画『マッチング』はレンタル配信中。
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