アニメ映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』が8月2日公開となるのを記念し、シリーズ劇場版第3作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』(2021)が、日本テレビと読売テレビにて8月11日15時から放送されることが決まった。
【写真】ヒロアカファン・吉沢亮が声優を務めたロディ
2014年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始して以来、コミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した堀越耕平の漫画『僕のヒーローアカデミア』。
今回放送される『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』の舞台は、デクたち雄英高校ヒーロー科の生徒がプロヒーローの事務所でインターンに臨む冬。そのインターン中に、謎の組織・ヒューマライズの野望によって世界が混乱に陥る。そこで堀越耕平の総監修による劇場版オリジナルストーリーと、世界中を舞台にした壮大なスケールのバトルアクションが繰り広げられる。
「“個性”は人類としての病である」という思想の元、世界中の“個性”保持者のせん滅をもくろむヒューマライズ。彼らが各国に仕掛けた特殊な爆弾「個性因子誘発爆弾(イディオトリガーボム)」。その爆弾は“個性”を暴走させ崩壊に導くものだった。
人々を救うため世界選抜ヒーローチームが結成され、世界各国のプロヒーローとインターン中の雄英高校ヒーロー科が招集されて爆弾の回収任務にあたっていた。その任務でオセオンの地に赴いた出久は敵(ヴィラン)を追っている最中にひとりの少年・ロディに遭遇。その際、敵(ヴィラン)が持っていたかばんと、ロディが運び屋として持っていたかばんが入れ替わってしまう。
そんな中、ヒューマライズの指導者・フレクトから全世界に向けて、犯行声明が投げかけられる。世界中に仕掛けられた爆弾の爆発まで、タイムリミットは2時間。世界中で発生するパニック。ヒーローチームは絶体絶命の状況下で、危険を顧みずに各地の爆弾回収に向かう。果たして、ヒーロー達は世界を守れるのか…。指名手配された出久の運命は…?
世界中を舞台にしたスケールの大きなストーリーとバトルはもちろん、出久と、運び屋・ロディとの友情物語も本作の見どころだ。偶然をきっかけにともに指名手配されてしまう2人。育った環境のせいでヒーローに不信感を抱いていたロディは、出久のおせっかいを疎ましく思っていたが、意味も分からず国外へ向けて逃避行を続け、出久の真摯(しんし)な態度に触れる中、信頼を深めていく。ロディが運び屋をやらなければいけなかった過去、そして“個性”についても、出久にならと語りだすのだった。
そんなロディの声は、以前から「ヒロアカ」が大好きだったという俳優・吉沢亮が担当。「ヒロアカの世界に自分も存在できる」と興奮しながら声優に挑んだという。
アニメ映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は、日本テレビ、読売テレビ(関東ローカル、関西ローカル)にて8月11日15時放送。