チャールズ国王の即位を受け、プリンセス・オブ・ウェールズとなったキャサリン皇太子妃。SNSのアカウント名もプリンス&プリンセス・オブ・ウェールズで統一するなど、すでに板についているが、かつてはこの称号に躊躇していたそうだ。
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この度DailyMailで、近く発売予定のロバート・ジョブソンによる妃の伝記『Catherine,The Princess of Wales:A Biography of the Future Queen(原題)』の抜粋が公開され、明らかになった。
プリンセス・オブ・ウェールズの称号は、皇太子妃に与えられるものだが、1997年に不幸な事故で亡くなったダイアナ妃の称号として長く親しまれた。キャサリン妃は、亡きダイアナ妃と比べられることを懸念していたようだ。
ジョブソンは新著の中で、「ダイアナ妃の早すぎる死は、非常に大きな怒りと悲しみをもたらしました。ダイアナ妃と比べられるのは必至だろうと、キャサリン妃は理解していました。そして彼女は正しかった」と記しているそう。
2011年にウィリアム皇太子(当時王子)と結婚した際に、王室で話し合いが行われたといい、「キャサリン妃は、こうした会話すべてにストレスを感じ、いずれその時期が来たらカミラ王妃に倣い、辞退するほうが良いのではないかと感じるほどだった」という。
2005年に当時皇太子だったチャールズ国王と再婚したカミラ王妃は、ダイアナ妃に敬意を表し、プリンセス・オブ・ウェールズではなく、コーンウォール公爵夫人と呼ばれることを選んだ。
しかしキャサリン妃は2022年、エリザベス女王の死去に伴い、チャールズ国王が即位、夫が皇太子となって以来、プリンセス・オブ・ウェールズの称号を名乗っている。伝記によればキャサリン妃は「夫ウィリアム皇太子と国王への敬意から、プリンセス・オブ・ウェールズとなることを快く受け入れた」ようだ。
ジョブソンはこの決断について、「十分な時が経ち、称号を受け入れやすくなったこと、そして、キャサリン妃が長く世界で活動してきたことで、彼女自身の人柄が評価された」と綴っている。
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