お笑い芸人のやす子が30日、都内で行われた映画『きみの色』初日舞台あいさつに、鈴川紗由、高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)、木戸大聖、山田尚子監督と共に出席。9月2日に誕生日を迎えるやす子にサプライズがあり、26歳の抱負を語った。



【写真】木戸大聖からお祝い&激励の花束を贈られ笑顔を見せるやす子

 本作は、山田監督の最新作となる完全オリジナル長編アニメーション。第49回アヌシー国際アニメーション映画祭2024の長編コンペティション部門に出品され、上映後に絶賛の声が続出。続く第26回上海国際映画祭では、金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した。

 やす子は「こんにちは、大人気芸人です~!」と元気にあいさつ。「自分はもともと『けいおん!』が大好きで、自分のようないち芸人が声優をするということは大変恐れ多かったんですけど、こうやってみなさんに会えて貴重な機会に巡り合えて本当にうれしいです。こんな素敵な作品に携われてうれしかったです」と喜びを語った。

 本作で声優デビューを果たしたやす子は、アフレコについて「監督が『自由にやってください』って言ってくれて、緊張せずにいつも通りやりました」とニッコリ。マネージャーからは「『はい~』だけは言わないでください」と言われたと笑い「最初は怖かったんですけど、初めてのアフレコがこの作品で、山田監督の作品だったから、怖じけずに楽しく最後までやることができました。すごく素敵な経験をさせていただけたと思いますね。はい~」と振り返った。

 イベント後半では、9月2日に誕生日を迎えるやす子をキャスト陣がサプライズでお祝い。木戸から花束が渡された。
やす子は「え!? 自分!? 何、告白されるの!?」と会場の笑いを誘いながらも、「やったー! うれしい!」と大きな笑顔。やす子は、『24時間テレビ』(日本テレビ系)にてマラソンに挑戦する。木戸は「明日もかなり大変なお仕事というか…体、無理せず。応援しています」とエールを送った。

 やす子は何度も「恐れ多いです」と口にし、26歳の抱負を聞かれると「ひとつひとつ目の前のことをコツコツやっていたから今に繋がるので、引き続き目の前のことをコツコツやっていきたいと思います」と回答。さらには「マネージャーさんがそこにいるんですけど、26歳はたくさんお休みをいただけるとうれしいです! はい~」と笑顔を見せていた。

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