ブレイク・ライヴリーが、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』でタッグを組んだジャスティン・バルドーニを、セクハラと中傷キャンペーンを行ったとして訴えた。ジャスティンは訴えを否定しているが、所属する大手エージェントが契約を解除。
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Varietyによると、現地時間12月20日にブレイクが撮影中のセクハラと、その事実を隠蔽するため公開時に彼女に対して中傷キャンペーンを行ったとして訴訟を起こした。
訴状によると、契約後にブレイクの同意なくセックスシーンが加えられたほか、撮影中にアドリブでキスをされたこと、また、彼女の体重について不適切な発言をしたり、彼女が上半身裸で準備をしているトレーラーに合意なく上がり込む、自身の性生活を不適切に語るなどいったジャスティンの行動に対し、彼女の夫であるライアン・レイノルズを交え、話し合いを行ったそう。
結果、インティマシーコーディネーターを採用することや、セックスシーンを追加しないこと等で合意したものの、彼は広報チームを採用し、この報復措置としてブレイクの評判を「破壊」するために「社会的操作」を行ったと訴えている。
Peopleによると訴状には、ジャスティンが死者と話せると主張し、2021年に亡くなったブレイクの父アーニーと交信したと発言したことや、他の女性キャストやスタッフに対しても身体的接触を行うなどし、これを避けると冷たい態度を取るなどの報復措置を取ったことも書かれているそう。ジャスティンとチームのメンバーの間でやり取りされたメールも証拠として添えられており、彼女が撮影中に訴えた苦情が明らかにあった場合には、彼の広報チームが取る対応なども示されているそうだ。ヘイト攻撃に遭ってきたヘイリー・ビーバーの記事を挙げ、「僕らに必要なのはこれだ」と書いていたという。
これを受け、映画の原作者であるコリーン・フーヴァ―はインスタグラムストーリーズで、告発を報じるNewYorkTimesの記事をシェアし、ブレイクとハグをする写真を掲げて支持を表明。「初めて会った時から、あなたは正直で優しく、忍耐強く支えてくれました。変わらぬあなたでいてくれてありがとう。決して変わらないで、弱気にならないで」と綴っている。
ブレイクはNewYorkTimesに出した声明で、「私が取った法的措置が、不正行為に対し声を上げた人々に対する恐ろしい報復行為を白日の下に晒し、標的になりうる人々を守ることに繋がることを願っています」とコメントしている。
なおジャスティンの弁護士は、「ライヴリー氏と彼女の代理人がこうした重大で完全に虚偽の訴えを起こしたことは、恥ずべきことである」とコメント。プロモーション中の言動で傷ついたブレイクの評価を「修復」しようとする「必死の試み」であると非難している。
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