ドナルド・トランプの若き日を描いた映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(1月17日公開)より、トランプ役のセバスチャン・スタン、トランプを創った伝説の弁護士ロイ・コーン役のジェレミー・ストロング、アリ・アッバシ監督のインタビュー映像が到着した。
【動画】『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』特別インタビュー映像
世界中で“最もヤバい大統領”と呼ばれたドナルド・トランプ。
20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれていたのだ。そんな中、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。大統領を含む大物顧客を抱え、勝つためには人の道に外れた手段を平気で選ぶ冷酷な男だ。そんなコーンが“ナイーブなお坊ちゃん”だったトランプを気に入り、<勝つための3つのルール>を伝授し洗練された人物へと仕立てあげる。やがてトランプは数々の大事業を成功させ、コーンさえ想像し得ない怪物へと変ぼうしていく…。
SNSで「悪夢版『グッド・ウィル・ハンティング』だ」と評する声もある通り、まだ何者でもない駆け出しの若造だったトランプと悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンの歪んだ師弟関係、トランプの誕生秘話という悪夢のようなアメリカン・サクセスストーリーを描く本作。
インタビュー映像で、大いなる野望を持ちながらもどことなく神経質なアウトサイダーから、ふてぶてしい超有名人へと変貌を遂げる若きトランプ役に挑んだセバスチャン・スタンは「本人にできるだけ似ているように見せるよりも、彼の本質を捉えたかったんだ」とコメント。
さらに「アリが僕に、『2ヵ月でどれだけ太ることができる?』と聞いてきた。だから僕は、一生懸命食べ始めたんだよ。あらゆる物を食べて、コカコーラもたくさん飲んだ」と、暴飲暴食を繰り返すという最悪の肉体改造を行った衝撃エピソードを明かした。
そんなスタンの捨て身の役作りについて、アリ・アッバシ監督は「彼(スタン)はファンを失う覚悟で自分の信念に従ったんだ」と賞賛を贈り、ロイ・コーンを演じたジェレミー・ストロングも「彼の事を尊敬している。現場で彼の仕事ぶりを目の当たりにしたが、役になりきっていた」と絶賛。俳優として新たなフェーズへ駆け上ぼるセバスチャンの迫真の演技に期待が高まる。
最後は、日本のファンに向けてのメッセージも。セバスチャンは「自ら観に行き体験することが大事だ。そうした気持ちで本作を観に行けば心を打たれるだろう」と熱弁。ジェレミーは「本作は僕たちの知るドナルド・トランプを形作ったパワーと重圧を描いている。だからそのパワーと重圧を世界の人が理解するのはとても重要だ」とコメント。
映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』は、1月17日より全国公開。