【関連写真】「美少女戦士セーラームーン」の20周年記念トークイベントに登場した、三石琴乃、古谷徹、ももいろクローバーZの様子
担当編集者は、「『コードネームはセーラーV』という作品を東映アニメさんに気に入ってくださり、原作の武内直子先生に広げていただいたのが『美少女戦士セーラームーン』です。本当は別のアイドルものを連載に向けて用意していましたが急遽変更になり、決まってから半年でアニメと連載が同時に始まり、本当に死ぬかと思いました」と、意外な誕生秘話を披露。
三石が、「スタジオに呼ばれると、セーラームーンの表情がいくつか書いてあるキャラ表と、寝坊するシーンと変身するシーンがありましたが、佐藤順一監督が内股気味で動きを見せてくれました。その時には、うさぎちゃんは元気な普通の女の子だと思いましたが、子供の頃から変身の掛け声に憧れていたので、その気持ちを全て込めました」とオーディションを振り返れば、古谷は、「タキシード仮面には、何じゃこれは、マジシャンかと思いました。出演者は若手の女優さんばかり、男子は僕一人なのでスタジオはハーレム状態。美味しい番組だなと思いました」と答え、笑いを誘った。
中盤では、パリで開催されている日本文化を紹介するイベント、ジャパン・エキスポの会場からは、ももいろクローバーZが中継で参加。セーラームーンのコスプレで「美少女戦士セーラームーン」のテーマ曲などを熱唱し、新作アニメが来年夏に製作され、彼女たちが新しい主題歌を歌うことを発表した。原作者の武内からも、「連載開始20周年らしいです。新しい出版やアニメの話をいただき、とにかく驚いています。今も世界中からセーラームーンが大好きですというお話を聞く度、いつも飛び上がって喜んでいます。