阿部サダヲ、テレ朝ドラマ初主演で脚本家・大石静とタッグ　「運命の出会い」も振り返る
2025年7月クール木曜ドラマ『しあわせな結婚』囲み取材会の様子 画像（1枚）

　俳優の阿部サダヲ、脚本家の大石静が26日、都内で開催された2025年7月クール木曜ドラマ囲み取材会に出席。テレビ朝日の連続ドラマで初主演を務める本作で大石とタッグを組む阿部は、物語にちなんで自身の運命の出会いについて語った。



【写真】テレ朝連続ドラマ初主演への意気込みを語る阿部サダヲ

　本作は、お茶の間から絶大な支持を得ている人気弁護士・原田幸太郎（阿部）が、ある日突然「運命の出会い」を果たしたことを機に電撃結婚するも、愛する妻は大きな秘密を抱えていて、幸太郎の運命はとんでもない方向へと向かっていく...というマリッジサスペンス。この日は阿部によりアンベールが行われ、タイトルが『しあわせな結婚』となったことも明かされた。

　大石は「私の中では、阿部サダヲと段田安則が日本一だと思っていて」と阿部を称賛。「妻と語らう、家族と語らうところが見せ場となるような、一風変わったホームドラマにしたいなと思っています」と意気込みを語った。

　質疑応答で、阿部は準備段階の台本を読んでいることを明かし「今のところタイムスリップとかはしない」「相手役の方もまだ分からない。楽しみが多いですね。謎な感じです」とコメント。具体的な役作りもまだしていないようで「肌の方は結構ケアしていますね」「役作りというよりは、美の方を少し」とユーモアたっぷりに語って会場を沸かせていた。

　物語にちなんで、自身にとっての「運命の出会い」について聞かれた阿部は「大人計画という劇団に入れたことですね」と返答し「主演でやらせていただけるってすごいことですからね」と語っていた。

　タイトルへの思いを聞かれた大石は「あんまりタイトルに思いを込めたことがない」「私が出したタイトルは『ネルラという妻』っていうタイトルで。全員に反対されまして（笑）」とぶっちゃけ。

　さらに大石は「『光る君へ』っていうのが、私の出したタイトルは『レディ・ムラサキ』。
欧米では『レディ・ムラサキ』って紫式部は言われているそうで。私もそれに相当こだわったんですけど、NHKの偉い人たちにみんな反対されて（笑）」と明かして取材陣を笑わせていた。

　木曜ドラマ『しあわせな結婚』は、テレビ朝日系にて7月期木曜21時放送。

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