人気アイドルグループ「乃木坂46」「櫻坂46」「日向坂46」を運営する乃木坂46合同会社およびSeed&Flower合同会社は3日、インターネット上の違法な投稿に対する通報窓口を設置したことを発表した。これに伴い、SNS上での誹謗中傷や根拠のない噂の拡散に対して、法的措置も含めた厳格な対応を進めていく方針を明らかにした。
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各グループのオフィシャルサイトでは、「通報窓口設置のお知らせ」「SNSでのメンバーやグループに対する誹謗中傷投稿への対応について」と題した記事が投稿された。
グループやそのメンバーへの誹謗中傷や根拠のない噂の流布について、運営会社はこれまでも控えるよう注意喚起を行ってきた。しかし、依然としてSNSを中心に悪質な投稿が後を絶たない状況が続いている。最近では、単なる噂の収集にとどまらず、真偽を確認せずにあたかも事実であるかのように拡散するケースも増えている。
運営会社は、こうした違法または悪質と判断される投稿に関して、顧問弁護士と相談の上、発信者情報開示請求を含む法的措置を適宜講じており、すでに複数の案件について、裁判所より開示命令が認められたことも明らかにしている。
こうした状況を踏まえ、運営会社はファンが直接違法投稿を報告できる通報窓口を設置。寄せられた通報については、顧問弁護士を含む専門チームが内容を精査し、必要に応じて、刑事での告発、民事での賠償請求など法的措置を迅速に進めるという。
また、運営会社は、違法または悪質な投稿を行った本人だけでなく、その投稿に「いいね」を押したり、引用して拡散したりする行為も、侮辱や名誉毀損といった違法行為に該当する可能性があると警告。ファンに対しては、誹謗中傷やデマを含む投稿を見かけた際に、拡散しないよう改めて呼びかけている。
さらに、運営会社は「これまでよりも一層、厳しい姿勢をもって徹底的に対処する所存です」と強調している。