4月16日スタートする松本若菜主演ドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系/毎週水曜22時)の追加キャストとして、Aぇ! groupの佐野晶哉の出演が発表された。豪傑な主人公・朱羅(松本)と好対照をなす、へっぴり腰のポンコツ研修医を演じる。
【写真】医師役に初挑戦する佐野晶哉
こしのりょうの同名漫画を原作に、オリジナル要素を加え実写化する本作は、命と最前線で向き合う救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅の活躍を届ける救命医療ドラマ。
佐野が演じる薬師寺保(26歳)は、帝釈総合病院救急科に配属されたばかりの初期研修医。実家は皮膚科のクリニックで、幼い頃から自分も医師になって父親の後を継ぐことを漠然とイメージしていた。これといって高い志があるわけでもなく、ただなんとなく医学部へ進学し今に至る。
配属初日早々当直を命じられた保。「心臓止まってる人とか来ないよね?」とビクビクしていると、同い年の看護師・水吉歩夢は「うちは重症患者さん取らないから」と、院長の指示で重症患者は他の病院へ回していることを明かす。医療ミスなどの問題を起こさないよう軽症の患者のみ受け入れているという。その話を聞いてホッと胸をなで下ろす保だったが、歩夢は「でも今日も“アシュラ先生”いるからね」と意味深な発言を言い残す。
そして迎えた深夜-。保が休憩室へ行くと、ソファでスクラブ姿のまま爆睡している医師の姿が。
この医師こそが今作の主人公であるスーパー救命医の杏野朱羅(松本)。運び込まれる急患は一切区別せず、お金がなくても、ヤクザであろうとどんな人でも「絶対に助ける」という強い信念を持つ。病院の事情を勘案したり上司に忖度(そんたく)したりするつもりも一切なく、ただ目の前の患者を救うことだけに心血を注ぐ。生死に関わる修羅場であればあるほど本領を発揮し、時には重症患者2人を同時にオペする神業も披露。その立ち振る舞いから、三面六臂(さんめんろっぴ)の鬼神・阿修羅になぞらえ“アシュラ先生”と院内では呼ばれている。また、ホットラインを事前に予知する特殊能力をもち、朱羅が「来る」とつぶやくと必ずホットラインが鳴り、急患が運び込まれてくる。
朱羅の後を追いかけていくと実際にホットラインが鳴り、仰天する保。受話器を朱羅から渡され応答すると、心肺停止の30代女性の救急要請との知らせが。朱羅は「すぐに連れてきて!」と、病院の方針と真逆の指示を出して…。どこまでも型破りな強烈キャラ・朱羅との出会いが、保の運命を大きく変えていくことに。
佐野は「“アシュラ先生”が救命の修羅場をどう潜り抜けるのか、その生き方の真意はどこにあるのか、保の成長も一緒に楽しんでもらえるように頑張ります」とメッセージを寄せた。
水10ドラマ『Dr.アシュラ』は、フジテレビ系にて4月16日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。
※コメント全文は以下の通り
【佐野晶哉 コメント全文】
◆佐野晶哉(Aぇ! group)
Q)本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「医療ドラマは好きでたくさん見てきました。その医療ドラマで研修医役を演じられることが純粋にうれしかったです」
Q)松本若菜さんとの初共演について
「これまで松本さんがご出演されているドラマをたくさん拝見させていただきました。朱羅と保の関係のように、松本さんからいろんなことを感じとって成長できるように頑張ります」
Q)演じる保の印象は?どのように作り上げていきたいですか?
「親のレールの上をぼんやり歩んできて、うまくいってきたけれど、どこか物足りなさを感じて生きているように感じました。たくさんの修羅場を経験しながら保の心が動いていく過程を、大切に演じたいです」
Q)まもなく始まる撮影現場や作品に対する意気込みをお聞かせください。
「病院や医療行為など全く未知の世界ですので、すべてがチャレンジです。救急医療のリアルを感じていただけるよう丁寧に向き合います」
Q)視聴者の方へのメッセージ
「“アシュラ先生”が救命の修羅場をどう潜り抜けるのか、その生き方の真意はどこにあるのか、保の成長も一緒に楽しんでもらえるように頑張ります」
◆プロデュース:狩野雄太(フジテレビドラマ制作部)
「Aぇ! groupのコンサートやご出演されていた作品を拝見させて頂き、格好良さもありながら、どこか優しく、真っすぐな眼差しをしている佐野さんが印象として残っておりました。薬師寺保は、最初は救命のやる気もあまり無い小心者の研修医ではあるのですが、松本さん演じる朱羅との出会いによって変化、成長していくキャラクターになると思います。そんな薬師寺保を佐野さんのお芝居を通じて見てみたいと思いご出演をお願いし、お引き受け下さいました。ご一緒出来て大変うれしく思っております」