世界最大級のアニメイベント「Anime Japan」が主催する『アニメ化してほしいマンガランキング』の2025年度版が発表に。13日、都内にて授賞式が行われ、受賞関係者のほか、AJ2025アンバサダーである櫻坂46の松田里奈、森田ひかる、谷口愛季、中嶋優月、的野美⻘が登壇。
【写真】マンガ愛を語る松田里奈
『アニメ化してほしいマンガランキング』は、これまでに単行本として販売された作品の中から“アニメ化してほしいと思うマンガ”や“多くの人に見てほしいと思う作品”が一般投票によって選出される「AnimeJapan」恒例の大人気企画。知る人ぞ知る隠れた名作から話題作まで毎年幅広い作品がノミネートされ、過去には『SPY×FAMILY』や『薬屋のひとりごと』『【推しの子】』などが上位にランクイン。さらにアニメ化を果たし、一世を風靡する大ヒットを呼ぶなど、“殿堂入りアニメの発掘の場”として注目を集める企画となっている。
過去ランクインした作品の中で、特に「『SPY×FAMILY』が大好き!」だという松田。「アーニャがかわいすぎて癒されますし、ロイドさんもめちゃくちゃかっこよくて、キュンとするシーンがたくさんあります。あとボンドも大好きで、ぬいぐるみを家に飾っています」と明かす。それを聞いてMCの天津飯大郎が「ヨルさんになら、後頭部を蹴られてもいい」というヤバい性癖を晒すと、松田は「気持ちがわかります!」とまさかの同意し、観客を笑わせた。
『【推しの子】』が好きだという谷口は、「特に有馬かなちゃんが好きで、心にキュッとくるものがありました」とのこと。同じアイドルとして憧れる部分も多かったようで、「キラキラしている部分がステキだと思います」と語る。
そして森田は「『薬屋のひとりごと』が大好きで、現在放送されている第二期を毎週チェックしています。主人公の猫猫がどんどん謎を解決していくストーリーが、見ていてスッキリします。
8回目の開催となる今回は、全47作品がノミネート、総投票数は15万6909票となった。その中で1位に輝いたのは、「週刊少年ジャンプ」にて連載中の『鵺の陰陽師』。原作者の川江康太は残念ながら欠席となったが、担当編集の浅井氏が出席。「『ジャンプ』のバトルマンガは、基本的にはバトル一筋のものが多いのですが、この作品は珍しくラブコメの要素も含まれています。主人公は恋愛をしながらヒロインのために強くなっていくという話で、バトル要素とラブコメ要素がお互いを引き立て合い、この先どんどん話が加速していきます。アニメ化するために、これからもどんどん面白くしていきますので、是非ともよろしくお願いします」とコメントを寄せた。
受賞をきっかけに本作を読んだという森田は、「すごく面白くて、読んでいて熱くなったり、キュンキュンできるシーンもありました」と印象を。「バトルマンガは音がついたり、動きがついたり、アニメ化されてまた新たな魅力が加わることが魅力だと思っています。もしアニメ化されたら、さらに深い魅力が出てくる作品なんじゃないかなと思いました」と期待を述べていた。
<『アニメ化してほしいマンガランキング』TOP10>
第1位『鵺の陰陽師』(作者:川江康太)
第2位『ウソツキ!ゴクオーくん』(作者:吉もと誠)
第3位『ホタルの嫁入り』(作者:橘オレコ)
第4位『ファントムバスターズ』(作者:ネオショコ)
第5位『幼稚園WARS』(作者:千葉侑生)
第6位『みにくい遊郭の子』(作者:狩谷成)
第7位『極楽街』(作者:佐乃夕斗)
第8位『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』(作者:紫 真依)
第9位『ジャンケットバンク』(作者:田中一行)
第10位『ラブ・バレット』(作者:inee(アイニー))