ジーン・ハックマンさんの遺族、一緒に発見された愛犬を一緒に埋葬することを希望 (2025年3月24日)

先月、米ニューメキシコ州サンタフェの自宅で妻のベッツィ・アラカワさんとと愛犬1匹とともに亡くなっているところを発見された名優ジーン・ハックマンさん。遺族は、ハックマンさん夫妻と愛犬を一緒に埋葬することを希望しているようだ。【写真】『フレンチ・コネクション』で第44回アカデミー主演男優賞を受賞した際のジーンさん この度、遺体発見の翌日、2月27日に録画されたボディカメラの映像を、Peopleがサンタフェ郡保安官事務所から入手。警察官が、ハックマンさんの娘エリザベス（62）に対し、ハックマンさん夫妻と一緒に発見された愛犬ジナの死骸をどうするかを確認したところ、「犬を火葬し、ベッツィと一緒に埋葬しようと考えています」と回答を得る様子が映っていたそうだ。さらにエリザベスはジナの首輪を自分のために取っておいてくれるよう頼んだという。 現地時間2月26日、亡くなっているのが発見されたハックマンさん夫妻。アラカワさんから4～6m離れたところで、ジナという名のケルビーのミックス犬の死骸も発見された。夫妻はジナを含め犬を3匹飼っており、残りの2匹は無事を確認されている。夫妻と90年代から親しくしているという友人家族は、「2人はいつも、ジャーマンシェパードのレスキュー犬を飼っていましたが、犬をよく世話し、とても責任ある飼い主でした」とコメント。また保護犬施設Santa Fe Tailsのオーナー、ジョーイ・パディラは、「（ジナは）いつもベッツィさんに寄り添い、美しい関係でした。ジナは保護犬でしたが、ベッツィの手で素晴らしい仲間になりました」と語っていた。 ハックマンさんは、1991年にアラカワさんと再婚。最初の妻フェイ・マルチーズとの間に、63歳のクリストファーとエリザベス、57歳のレスリーという3人の子供をもうけている。ハックマンさんの死去をうけ、エリザベスとレスリー、孫のアニーは、Peopleを通じて声明を発表。「私たちの父ジーン・ハックマンと妻ベッツィが亡くなったことを、深い悲しみをもってご報告いたします。彼は俳優としての輝かしいキャリアを通じて、世界中の多くに愛され、尊敬されました。ですが私たちにとっては常に、父であり祖父でした。彼の死に打ちのめされるとともに、これからも心から恋しく思うことでしょう」と述べていた。