5月23日より公開となる劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』の完成披露上映会が21日、都内にて行われ、声優を務めた大和悠河、加藤和樹、Cocomi、そして作者のはやみねかおるが登壇。Cocomiが“推し”との共演を喜ぶ場面があった。
【写真】“推し”との共演に笑顔を見せるCocomi
「怪盗クイーン」シリーズ(原作・はやみねかおる・K2商会)は、2002年より刊行され累計発行部数130万部を突破している、講談社・青い鳥文庫の人気児童書。刊行から20周年を迎える2022年、初のアニメ化として全国上映された劇場OVA『怪盗クイーンはサーカスがお好き』に続き、本作は2作品目の劇場アニメ作品となる。
Cocomiは今作より初登場となった「イルマ姫」を演じており、クイーン役の大和と一緒にアフレコしてみての感想を聞かれると「クイーンそのものが作品から飛び出て来たかと思いました。スーツでアフレコに参加されていて、本当にかっこよかったです」と印象を明かす。
また、加藤演じるジョーカーと掛け合うシーンが多かったと言い、「私は『ツイステ』(※スマートフォン向けゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』)をプレイしており、加藤さんの演じているキャラクターが推しの1人なんです。アフレコで初めてお会いしたときは“本物だ!”と思いました。まさか共演できると思っていなかったので……ありがとうございます、という感じです(笑)」と“推し”と共演できたことに感激した様子。
しかし、その喜びは加藤に伝わっておらず、アフレコ終盤になって「実は……」と話したのだとか。「会話のとっかかりになるのでもっと早く話してくれればよかったのに、なぜ温めた?(笑)」と加藤は苦笑しつつも、「(自身のキャラを好きだと言ってくれて)単純に嬉しかったです」と喜んだ。
また、本作のタイトルにちなみ「バカンスできるとしたら、どこで何をしたい?」という質問も。大和が「今パリに住んでいるので、オペラや音楽会など、いろんな舞台を観て満喫したいと思います」と言うと、Cocomiが「1番好きな国がフランス」と反応。「パリに行って美術館や、教会での演奏会などを巡ってゆっくりした休日を過ごしたい」と明かし、「その際はぜひ一緒に」と大和と約束していた。
優雅なバカンスを望む2人の一方、「居酒屋のトイレによく貼ってあるポスターに、世界1周できるって書いてあるじゃないですか。あの値段で行けるなら、一度乗ってみたいですね」と庶民的な希望を挙げた加藤。MCから「あれでいいんですか!?」とツッコまれ、会場の笑いを誘っていた。
劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』は5月23日より公開。
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