かねてより、若者のオンライン上の安全性を訴えてきたヘンリー王子とメーガン妃が、米ニューヨークにて、ソーシャルメディアの害により命を落とした子ども達を追悼するインスタレーションを開催した。
【動画】イベントで追悼のひと時を過ごした夫妻
Peopleによると、夫妻は自身の慈善団体アーチウェル財団と共同で、ミッドタウンのThe Perchにて、「ロスト・スクリーン・メモリアル」と名付けたアートイベントを開催した。
妃は取材に対し、「この何年か私達が一緒に活動してきた家族の皆さんです。世界がいかに分断しようとも、様々な意見があろうとも、これだけは確かです。子供たちは安全であるべき。私達の子ども全員が安全でなければなりません。今夜、ここに集まった物語が、それを確固たるものにしてくれたらと思います」とコメント。
「ここに掲載された子ども達は、病気ではありませんでした。死は避けられるものでした。彼らは誰でも遭遇しうる有害なオンラインコンテンツに晒され、その多くは押し付けられたものでした。デジタル空間で搾取されたり、グルーミングされたり、餌食にされるべき子など1人もいません。
夫妻とアーチウェル財団は、2023年に、世界メンタルヘルスデーを記念して、ペアレンツサミットを開催。2024年8月に、ソーシャルメディアの被害を受けた家族を支援するため、ペアレンツ・ネットワークを立ち上げるなど、オンライン上の安全性を求め、活動をしてきた。こうした問題には国境がないため、このインスタレ―ションを世界中で展開したいと考えているそうだ。
引用:「Meghan,Duchess of Sussex」インスタグラム(@meghan)