志村貴子による文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作『淡島百景』が、マッドハウス制作でテレビアニメ化することが決定。放送は2026年。

合わせて、ティザービジュアルとウルトラティザー映像が解禁となった。

【動画】歌劇学校青春グラフィティ『淡島百景』ウルトラティザー映像

 『青い花』『放浪息子』を送り出した志村貴子が描く『淡島百景』は、淡島歌劇学校を舞台に、さまざまな少女たちの思いが、視点を変え、交錯しながらゆるやかに繋がっていく、瑞々(みずみず)しく鮮烈な青春グラフィティ。アニメーション制作は『葬送のフリーレン』、『チ。 ―地球の運動について―』を手掛けるマッドハウス。

 監督、キャラクターデザインは『ちはやふる』『山田くんと Lv999 の恋をする』を手掛けた浅香守生(監督)、濱田邦彦(キャラクターデザイン)が担当。本日公式サイトと公式 X、公式インスタグラムが開設され、原作者の志村貴子、監督・浅香守生、キャラクターデザイン・濱田邦彦からのスタッフコメントも到着した。

 原作の志村は「『淡島百景』がアニメになります。すばらしい制作陣に恵まれて私はとても幸せ者です。紙の中から飛び出して生き生きと動くキャラクターたちにどうか出会ってください」と呼びかける。監督の浅香は「光と影。過去と未来。成功と挫折。
これらは相反するように見えて実は隣り合わせの言葉。この作品に関わって強く感じます、生と死さえもまるで旧友のよう。悔いがあってもなくてもすべて通ってきた道。あなたの夢はなんですか? 叶えた人も叶わなかった人も、すべての人に 『淡島百景』」とした。

 またキャラクターデザインの濱田は「キャラデで志村貴子さんの巧みで達者な絵を吸収出来るのはとても幸運な事です。演出面は浅香監督に全て任せて原作の絵の魅力をアニメでは難しいですが、どこまで再現出来るか挑戦します。又志村さんを知らない人にも魅力が伝わりファンが沢山増える、そんな作品を頑張って作りたいです」とコメントを寄せた。

 テレビアニメ『淡島百景』は、2026年放送開始。

編集部おすすめ