昨年がんを公表したイギリスのキャサリン妃が、2年ぶりにバッキンガム宮殿で行われた英王室の初夏の恒例行事、ガーデンパーティーに出席。思い出の詰まったイヤリングを身に着け、臨んだようだ。
【写真】バターイエローのミディ丈ワンピースを纏ったキャサリン妃
Peopleによると、現地時間5月20日、キャサリン妃がウィリアム皇太子らとともに、バッキンガム宮殿で開催されたガーデンパーティーに出席したそう。がんを公表し、公務を休んでいた妃は、昨年、この行事を欠席しており、2023年以来初めての出席となった。
この日キャサリン妃は、エミリア・ウィックステッドによるバターイエローのミディ丈ワンピースを纏い、フラワーモチーフをあしらったフィリップ・トレーシーのハットをコーデ。2011年のウィリアム皇太子(当時は王子)とのロイヤルウェディングで身に着けた、ロビンソン・ペルハムのダイヤモンドイヤリングをコーディネートしていたそう。
このイヤリングは、妃の両親であるキャロル&マイケル・ミドルトンから贈られたアイテムで、結婚式のためにエリザベス女王から借りたThe Cartier Halo Tiaraを引き立てるように、特別にデザインされたもの。モチーフとなったオークの葉と実は、庶民出身である妃の実家が、ロイヤルウェディング前に与えられた紋章にもあしらわれている。
様々なアイテムを使いまわすことで知られるキャサリン妃だが、このイヤリングについては、2016年のガーター勲章授与式や2019年のイースター礼拝など、数回しか身に着けていない、特別なものだという。
なお、この日のガーデンパーティーには、昨年も出席し、いとこであるウィリアム皇太子をサポートしていたユージェニー王女とザラ・ティンダル、チャールズ国王の弟エドワード王子とソフィー妃夫妻、亡きエリザベス女王のいとこにあたるグロスター公爵リチャード王子夫妻らが出席。昨年はあいにくの雨に見舞われたものの、今年は天気にも恵まれ、ゲストたちとのひと時を過ごしていたそうだ。
引用:「The Prince and Princess of Wales」インスタグラム(@princeandprincessofwales)