今田美桜が主演する連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第9週「絶望の隣は希望」(第41回)が26日に放送され、嵩(北村匠海)の伯父・寛(竹野内豊)が突然の悲劇に見舞われると、ネット上には「まだ月曜なのに…」「なんちゅう展開よ…」「朝から号泣」などの声が相次いだ。(※以下、ネタバレを含みます。

ご了承の上、お読みください)

【写真】明日の『あんぱん』場面カット 沈痛な面持ちののぶ(今田美桜)

 昭和15年1月、朝田家ではのぶ(今田)の祝言の話が進み、釜次(吉田鋼太郎)たちは胸を弾ませる。同じころ、東京にいる嵩(北村匠海)は卒業制作を仕上げたらのぶに会って気持ちを伝えようと、作業に没頭していた。

 教室で筆を走らせる嵩のもとに、クラスメートの健太郎(高橋文哉)が下宿先に届いた電報を持ってくる。嵩が受け取った電報には“チチキトク スグカヘレ”と書かれている。嵩は思わず「えっ…」と絶句するものの、卒業制作を完成させることを優先する。

 徹夜で絵を描き上げて、絵を完成させた嵩は、大急ぎで高知の御免与町へ。しかし嵩が到着した頃には、すでに寛は“帰らぬ人”となっていた…。

 亡き父に代わって自分を育ててくれた恩人の死に目に会えず、自責の念に駆られる嵩。縁側に座り「ごめんなさい…」と謝り続ける嵩に、伯母・千代子(戸田菜穂)は「寛さんは怒ってなんかいませんきね」と声をかける。そして千代子は、死の直前に寛が、嵩の卒業制作の完成を心待ちにしつつ「半端でもんてきたりしよったら、殴っちゃる」と気丈に振る舞っていたことを打ち明ける。

 寛の死という急展開を迎えて第41回が幕を下ろすと、ネット上には「寛さんの退場早すぎる」「竹野内豊が退場なんてこちら聞いてないですから!」といった投稿や「寛先生、歴代朝ドラ稀に見るいい父親だったよ…」「最期まで本当にいい人」などの反響が続出。さらに「まだ月曜なのに…」「月曜からなんちゅう展開よ…寛おじロスがつらい」「月曜日の朝から号泣回」といった反応も集まっていた。

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