2児の母・高橋ユウ、子育てのリアルを発信　多くの視聴者に愛される理由

モデル・タレントとして活躍する高橋ユウ。高橋は2006年にモデルとしてデビューし、2018年にK‐1ファイターの卜部弘嵩と結婚。2020年に第一子、2022年に第二子を出産した。現在はバラエティ番組やYouTubeなどで子育てや夫婦生活のことを等身大で発信しており、主に子育て世代から大きな支持を集めている。この記事では、高橋のこれまで歩んできた道や、今最も数字を持っているママタレントとしての活躍を振り返っていく。【写真】高橋ユウ、『はじめてのおつかい』に出演した長男と親子2ショット 高橋は2006年に雑誌「Cawaii!」の専属モデルとしてモデルとしての活動を開始。2007年には『きょうから英会話』（NHK）にレギュラー出演、2008年には『仮面ライダーキバ』（テレビ朝日系）に出演するも、「Cawaii!」の専属モデル卒業後は仕事が激減してしまう。その後はアルバイト生活を経て2011年に現事務所のエイジアプロモーションに所属。2013年には舞台『曾根崎心中』でお初役に挑戦し、演技が高く評価され第68回文化庁芸術祭新人賞を受賞した。 高橋にとっての大きな転機といえるのは卜部との結婚だろう。高橋は2017年に姉である高橋メアリージュンに誘われて初めてK-1を観戦。そのときにリング上の卜部に一目惚れしたという。デートを重ね、卜部からの告白で交際をスタート。2018年には高橋が『行列のできる法律相談所』（日本テレビ系）に出演し、その際に卜部がタキシード姿でサプライズ登場。卜部は高橋に思いを伝え、公開プロポーズした。番組では高橋のゾッコンぶりと二人の仲睦まじい様子が放送され、放送時にも大きな話題を集めていた。 さらに、2020年には第一子、2022年には第二子を出産。第二子を出産した際には、自身のインスタグラムにて「立ち会ってくれた夫と息子の協力体制と優しさに脱帽。本当に心強かったんです。ありがとう」とつづり、家族にまっすぐに感謝を伝えた。 高橋は出産後も仕事を続け、育児と仕事を両立。タレント・モデルとしての活躍だけでなく、2022年3月からは『ひるおび』（TBS系）のコメンテーターを務めており、活躍の幅を広げている。 高橋の活躍を語る中で切り離せないのは2019年に高橋が開設したYouTubeチャンネル「ユウちゃんねる」だ。そこでは夫婦喧嘩のことや第二子出産時の出産Vlog、卜部が不在時の息子二人と過ごすワンオペナイトルーティン、家族旅行、キャンプの様子など、育児や夫婦生活の飾らないリアルな様子を積極的に発信している。その飾らない姿は多くの視聴者に愛されており、特に子育て世代の視聴者からの支持があることが伺える。「夫がワンオペ」という動画も更新しており、夫婦が助け合いながら子育てをする様子も垣間見える。 高橋が多くの人に支持される理由のひとつに、かっこつけず自然体でいることがあるのではないかと感じる。料理の様子や息子を抱っこしながらする掃除の様子、ワンオペの様子など、とにかくリアルに日常を切り取って視聴者に届けている。飾らずに育児に奮闘する高橋の姿に親近感を持つ視聴者も少なくないだろう。また、時短家電を駆使していたり、洗濯サービスを活用していたりと、生活の中に便利なものをうまく取り入れることなども紹介。高橋の育児の様子は、共働き家庭の一種のロールモデルとなっているのかもしれない。 高橋はインスタグラムでも家族の様子をアップしており、仲むつまじい様子を公開。現在長男は5歳、次男は2歳。高橋の投稿や動画にはいつも温かいコメントが集まっている。2児を育てながら仕事と子育てを両立している高橋。タレントとしての活動を行いながら、2025年4月にはヘアケアブランドをローンチした。本ブランドは高橋が商品開発から企画まで完全にプロデュースしたブランドで、高橋の「家事・育児・仕事と、日常のさまざまなミッションに立ち向かう方に美しく輝いてほしい、自分自身をもっと愛して欲しい」という思いが込められている。 育児の様子を惜しみなく見せるだけでなく、親という立場に立って自分自身を大切にすることの重要さも発信している高橋。そんな姿は時にまぶしく、そして時に大きな共感を呼ぶ。“ママタレント”と呼ばれるタレントは近年増えており、それぞれにスタイルや良さがある。高橋の自然体な発信は多くの人に勇気を与えていて、背中を押してくれるだけではなく、隣でそっと立ってくれているような優しさがある。これからの高橋の発信や活躍にも目が離せない。引用：「高橋ユウ」インスタグラム（＠takahashiyu.official）「高橋ユウ」YouTube