伊原六花が、7月3日スタートの新木曜ドラマ『恋愛禁止』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週木曜23時59分)で主演を務めることが決定した。共演は佐藤大樹、渡邊圭祐。



【写真】伊原六花、渡邊圭祐、佐藤大樹が“熱狂人気”原作ドラマ化に挑む

 本作は、累計発行部数35万部を突破する人気小説シリーズの第6弾『恋愛禁止』をドラマ化。熱狂的な支持者を生み出した“禁止シリーズ”を手掛ける原作者・長江俊和が、完全オリジナル要素を加え、原作をも揺るがす予測不能な恋愛ホラーサスペンスを描く。

 主人公・木村瑞帆は、不動産会社で働く女性。地元の静岡を離れ東京で働いていた。そんな彼女の前に現れる3人の男性―1人は、ある時期彼女の世界の中心だった元恋人。彼女が多感な時期に心の支えになったことで交際に発展。しかし交際していくうちに、束縛が強くなっていき、暴力をふるうまでに。彼女は元恋人から逃げるために東京に出てきたが、居場所を突き止められてしまう。

 1人は、知人の紹介で知り合い、悩んでいる瑞帆に寄り添い、交際に発展した恋人。そしてもう1人は、純粋さの果てに歪な愛を向けてきたストーカー。ある出来事から瑞帆の存在を知り、それ以来遠くから彼女を観察し、見守り続けている。彼らは瑞帆に何をもたらすのかー。


 自ら望まない罪を犯し、追い詰められていく主人公・木村瑞帆を演じるのは、連続テレビ小説『なつぞら』出演をはじめ、近年目覚ましい活躍を見せる若手実力派女優の筆頭、伊原六花。恋愛に無関心であったが、ある日を境に瑞帆のことが気になり、支えとなっていく津坂慎也役には、映画・ドラマ出演の他、情報番組のレギュラー(不定期)に抜擢されるなど、縦横無尽の活躍を見せる、EXILE/FANTASTICS のパフォーマー、佐藤大樹。瑞帆に好意を抱き、その想いの深さから猟奇的なストーカーと化してしまう郷田肇役を、映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』の神田俊役も記憶に新しい渡邊圭祐が演じる。

 新木曜ドラマ『恋愛禁止』は、読売テレビ・日本テレビ系にて7月3日より毎週木曜23時59分放送。

※伊原六花、佐藤大樹、渡邊圭祐ほかのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■主演・伊原六花

――脚本を読んでの感想は?

 「面白い!」という感想です。原作も読んでいましたが、ドラマ版では、結末もそうですし、オリジナルの部分が多くあるので、これだけ面白い脚本、頑張らないといけないなとさらにパワーをもらいました。

――木村瑞帆という役柄と役作りの中で心掛けていることは?

 私が演じる瑞帆は、割と巻き込まれ体質で、どちらかというと受け身なので、役作りという中では、結構重めなシーンが続くので、ちゃんと自分(伊原六花)を大事にしようと思っています。

――共演者の印象について教えて下さい。

 佐藤さんは、「shine(シャイン)」です。太陽みたいな眩しい方だなというのが第一印象です。オレンジという感じがしました! 渡邊さんはご一緒するのが2回目なので、「面白い方」というのは存じ上げていたんですが、ある日現場で渡邊さんが、ちょっと段があるところに足を掛けて、かっこ良いポーズで休憩されていて、初めてそういうポーズで休憩される方を見たので、渡邊さんの新たな一面が見えました(笑)。


――撮影現場で楽しみにしていること。

 楽しい現場が好きなので、お2人(佐藤・渡邊)がどのような感じで現場を盛り上げてくださるかが楽しみです!

――この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

 “恋愛ホラーサスペンス”というその名の通り、恋愛要素ももちろんありますし、とてもドキドキするホラー要素もあります。展開や真相がどうなっていくのかというサスペンス要素もありながらも、しっかりお話として共感できる部分もあり、見てくださっている方々も一緒に考察しながら、楽しく見ていただける作品だと思いますので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです!

■佐藤大樹

――脚本を読んでの感想は?

 1人1人のキャラクターが原作よりも濃く描かれている部分もたくさんあったので、この脚本に負けちゃだめだなと思いましたし、何よりも最後まで結末が本当にわからない作品だなと思いました。すごく台本を読む手が進む、そんな面白い脚本だなと思いました。

――津坂慎也という役柄について。

 瑞帆に好意を抱き、一番近くで支えようと決心する役で、好青年というか、見ていても微笑ましいと思います。

――共演者の印象について教えて下さい。

 伊原さんはテレビで見ていた印象そのままで、本当に明るくて、そこにいるだけで皆に力を与えてくれるようなパワーをもっている方だなと思いました。渡邊さんは、今回初めてご一緒させていただくのですが、とてもクールで物静かな方かと思っていたら、話してみると全然そんなことはなくて、すぐに仲良くしていただいたので、とても心強いです! 撮影も同じシーンがまだないのですが、これから楽しみだなと思っています。

――撮影現場で楽しみにしていること。

 夏場の撮影なので、体力がいると思うんです。
それを乗り切るためにはやっぱり差し入れですね! 僕は変わった差し入れをする自信があります(笑)。差し入れ頑張りたいと思います!

――この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

 1人1人の登場人物がとても個性豊かで、濃いキャラクターばかりですし、初回から最終回まで、きっと予想のつかない展開が待っていると思います。毎週楽しみにしていただけたら嬉しいです!

■渡邊圭祐

――脚本を読んでの感想は?

 見えてこない展開というのが本当に面白くて、これがドラマで映像になったときに視聴者の方が SNSで考察するイメージが見えたので、何回も観てもらいたいですし、そう思ってもらえるような作品にしたいなと思いました。

――郷田肇という役柄と役作りの中で心掛けていることは?

 瑞帆にストーカーをしながら、色んな人との間柄の中で、色んな表情を持っているのが郷田という役です。動機は純粋でありたいというキーワードが自分の中にあるので、そこを大事に演じたいと思います。

――共演者の印象について教えて下さい。

 2人とも明るいんですよ。伊原さんはずっと笑顔で、現場にいてくださるだけで明るくなる存在です。佐藤さんは初めましてですが、もうすでに喋ってくださるんです(笑)。色々とエピソードを話してくれるので、自分にとって2人とも「shiny(シャイニー)」です。楽しそうな現場になると思っています!

――撮影現場で楽しみにしていること。


 基本的に楽しい現場にいたいなと思っているタイプですが、役柄もあるので2人とは距離を取りながらやっていけたらなと思っています(笑)。楽しくいきましょう!

――この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

 色んな登場人物の目線に立って見ると、新しい発見が出来る作品になっているんじゃないかなと思います。ぜひ何周もしていただきたい作品です。そういう風に作るつもりで頑張りたいと思っておりますので、ぜひリアルタイムでご覧になっていただけたらと思っております!

■原作:長江俊和

 この小説を書いたときは、まさかドラマになるとは思っていませんでした。しかもこのような豪華キャストが出演し、監督までさせていただけるとは、この上ない喜びです。私の集大成的作品となるべく、連日撮影に臨んでいます。素晴らしい映像が撮れていますので、早く皆さんに観ていただきたいです。今回のドラマは、原作とは違う驚愕のラストが待ち構えています。そちらもぜひ、ご期待下さい。本作を書くきっかけになったのは、ある恐ろしい夢を見たからでした。自分が何か人殺しのような重罪を犯して、警察から追われて必死に逃げている夢なのです。
起きて夢だと知って安堵するのですが、その中で体験した生々しい感覚は中々消えません。本作の主人公である瑞帆も、悪夢のような状況に追い込まれ、もがき苦しみます。一体彼女に何が起きているのか? 「恋愛」という名の地獄に落ちた彼女はどうなってしまうのか!? ぜひこのドラマをご覧いただき、全10話に仕掛けられた謎を解き明かしてください。

■廣田晃二プロデューサー

 カルト的な人気を誇る『放送禁止』をはじめとした「禁止シリーズ」の原作者であり、今回監督も務められる長江さんとホラードラマの企画を一緒に考えていく中でたどり着いたのが、今回7月期木曜プラチナイト枠で放送する『恋愛禁止』です。原作は、“ホラー”というジャンルではありますが、誰もが持っている愛に対する執着が根底にあり、その執着ゆえに道を踏み外してしまう人物たちが登場する、“恋愛の業”を描き出した長編小説です。

 今回原作者である長江さんに脚本打合せに入って頂き、原作がもつ不気味な雰囲気を生かしながら、ドラマ化するにあたり、主人公・瑞帆の周りに彼女を追い詰めていく人物が次々と登場するスピード感のある展開を積み重ねました。そして、それぞれが信じる“愛”を突き詰め、追い込み、追い込まれていく登場人物たちを魅力的に彩る台詞を、脚本の遠山絵梨香さんが丁寧にかつ大胆に紡いでくださいました。

 そんな愛ゆえに様々な出来事に翻弄されていく、“切なさ”を感じさせる登場人物たち。1話で元恋人を衝動的に殺してしまうハードな役どころの木村瑞帆を、伊原六花さんが背負い、日々現場を引っ張って頂いています。そんな瑞帆を見守り続ける慎也を、佐藤大樹さんが思わず尊く感じてしまうほどの優しさをもって演じて頂き、物語の鍵を握るストーカー・郷田を渡邊圭祐さんが楽しみながらも真摯に向き合って演じてくださっています。3人の他にも、強すぎる愛にもがき苦しむ人物たちが次々登場しますので、ご期待下さい。

 そして「禁止」シリーズの作品らしい、伏線やさりげない真相解明への糸口など、ミステリーとしても楽しめる要素も潜んでいます。
ぜひ繰り返して視聴して、見つけるのも楽しんでもらえればと思います。ラストに待っている結末は、原作と異なるドラマ完全オリジナル展開となっております。みなさんの予想を裏切る結末になっておりますので、ぜひご覧ください!

編集部おすすめ