Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3が、いよいよ27日からNetflixで世界独占配信。本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸け、<子どもの遊び>になぞらえた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていく、世界的メガヒットのサバイバルスリラー。
【写真】『イカゲーム』シーズン3に登場するヨンヒ&チョルスが気になる
人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後。シーズン2では、ギフンが謎多きゲームの支配人フロントマン(イ・ビョンホン)に迫り、イカれたゲームに終止符を打つことを決意して再びゲームに舞い戻った。そんな本作に登場するゲームについて、ファン・ドンヒョク監督は「どんな遊びをゲームに取り入れるかについて時間をかけて考え抜きました。ネット上では、韓国のローカルゲームを取り上げてほしいという意見も多く見られましたが、ゲームはとにかくシンプルであることが肝心で、敗者のペナルティもその場ですぐに与えられ、説明しなくても分かるものでないといけないため、慎重に検討しました」と語っていた。
■第1ゲーム「だるまさんがころんだ」
鬼が「だるまさんがころんだ」と発話している間は前に進み動くことができ、振り向いたときに動いていたら脱落するゲーム。本作では、かつて韓国の教科書に登場していた少女をモチーフにした「ヨンヒ人形」が鬼を務める。人形には動作検知機能が備えられており、動きを感知されると即座に脱落=死、さらに5分以内にゴールラインを超えなかった場合も脱落となる過酷なルールが課されている。
■第2ゲーム「五人六脚 近代五種」
5人1組で挑む団体ゲーム。5人の脚を縛って一緒に出発し、一定の距離ごとに設けられたポイントで、各チーム1人ずつミッションに挑戦する。めんこ、碑石打ち、コンギ遊び、コマ回し、チェギ蹴りの全5種をすべて成功させ、5分以内にゴールできればゲームクリア。制限時間内であればミッションは何度でも再挑戦可能だが、失敗が続けば続くほど時間は容赦なく過ぎていき、プレッシャーに押し潰されて脱落する者も。個々の技量はもちろん、全員で呼吸を合わせて進むことが求められる。“チームワーク”が成功の鍵にもなる一方で、それが足かせにもなり得る、残酷なゲームだ。“チーム戦”かどうかは不明だが、シーズン3の特報では、両サイドに“ナイフ”と“鍵”の形の出入り口があるスペースに集められたプレイヤーたちが、赤と青のボールが入ったガムボールマシンを回し、出た色のチームへと分かれていく…というシーンが登場。プレイヤー間の対立を煽る、残虐なゲームが待ち受けているのだろうか。
■第3ゲーム「マッチゲーム」
プレイヤーたちは中央に設置された円盤に乗せられ、ゲーム開始と同時に、回転木馬のように回転し始める。
ゲームが進むにつれ、次々と凄惨な死を迎えていったプレイヤーたち。ギフンは、目の前で大切な親友の命を奪われてしまい、さらには、フロントマンが正体を隠してプレイヤーに紛れ込むという衝撃の展開も描かれた。シーズン3のゲーム内容は未だ謎に包まれているが、ヨンヒ再登場に加え、チョルスも初めて姿を現す。また、シーズン1では、“○△□”の記号を組み合わせてイカのような陣形を地面に描き、攻撃と守備に分かれて争う「イカゲーム」が最終ゲームとして登場。ギフンは友人と決死の戦いを繰り広げ、悲しい勝利を掴んだが、クライマックスを迎えるシーズン3でもこのゲームは登場するのか…? 最終章にして、“史上最悪”に非道なゲームが、ついに動き出す――。
Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン1~2は独占配信中、シーズン3は6月27日世界独占配信。