トリンドル玲奈が、7月7日スタートのドラマ『レプリカ 元妻の復讐』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)で主演を務めることが発表された。併せて、先週ティザー解禁されていた主人公の<整形前>に加え、<整形後>の役写真が新たに解禁となった。
【写真】まるで別人! トリンドル玲奈“整形前”キャラショット
本作は、原作・タナカトモ、作画・ひらいはっちによる同名漫画を実写化。かつていじめられ、ののしられていた主人公・葵は、大人になってようやく自分を愛してくれる理想の男性と出会い、結婚。しかし、彼は別の女と浮気し、離婚を余儀なくされてしまう…。しかもその相手は子供のころから葵のことをいじめていた主犯、その人だった―。宿縁で結ばれた女へ、苛烈な復讐(ふくしゅう)が、今始まる-。
整形して顔を変え別人になりすましてでも復讐していく主人公を演じるのは、本作がテレ東単独初主演となるトリンドル玲奈。清廉でかれんな顔立ちとチャームポイントのショートカットから一変、先週ティザー解禁された<整形前>の主人公の役写真は、SNS上で予想合戦が行われ、「え!! 誰!?」「雰囲気でなんとなくわかる!」「なんのドラマか気になる」などと話題になった。
子どもの頃から地味でおとなしかった葵(トリンドル玲奈)は、同級生の花梨からいじめられてきた。努力して東京の大学に行き、ようやく花梨と離れることができた。そこで桔平と出会い、のちに結婚。やっと幸せをつかんだかのように思えたが、やがて桔平が浮気。その相手こそが、あの花梨だった…。
本作でトリンドルは、<整形前>の藤村葵役と、<整形後>の伊藤すみれのヒロイン2役を繊細かつ強烈に演じる。
監督には『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京系)などの本橋圭太、瀬野尾一、山下和徳。脚本を、映画『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』やドラマ『ダブルチート 偽りの警官 Season1』(テレビ東京×WOWOW 共同製作)の吉田康弘、遠山絵里香、青塚美穂。話題となった特殊メークを担当したのは、映画『ガンニバル』や『浅草キッド』など映画界でもトップレベルのアーティストとして活躍するAmazing JIRO。
トリンドル玲奈は役どころについて「整形前の藤村葵と整形後の伊藤すみれという、1人でありながら別人のような二つの顔を生きる女性です。ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への想いや、過去の自分と向き合う苦しさなど様々な感情が描かれていて、ひとつの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています」と語った。
さらに「テンポの良いドラマになっていると思いますし、きっとスカッとしていただけると思います。それぞれの登場人物がどうなっていくのか最後まで見届けてください。毎週月曜が楽しみになるように、全身全霊で日々の撮影を頑張ります。まずは七夕の夜にテレビの前でお会いできたらうれしいです」と視聴者にメッセージを寄せた。
ドラマプレミア23『レプリカ 元妻の復讐』は、テレビ東京系にて7月7日より毎週月曜23時6分放送。
<コメント全文>
≪出演者コメント≫
◆トリンドル玲奈 /伊藤すみれ(藤村葵)役
――脚本を読んでみてのご感想をお聞かせください。
原作と脚本を同時に読んだのですが、 とにかく展開がスピーディーで、ページをめくるたびに予想外の出来事が次々に起こるので、夢中になって読みました。自分が演じられると思うと、ワクワクが止まらなかったです! 原作の魅力もすごく詰まっている脚本だと感じました。
――演じられる役どころと、役作りの中で心がけていることをお聞かせください。
整形前の藤村葵と整形後の伊藤すみれという、一人でありながら別人のような二つの顔を生きる女性です。ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への想いや、過去の自分と向き合う苦しさなど様々な感情が描かれていて、ひとつの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています。 特殊メイクやウィッグ、衣装の力を借りてビジュアル面を作り込み、二つの役を演じられることがとても嬉しく、また私自身にとっても初めての挑戦なので日々楽しく探求しながら演じさせていただいています。
――撮影現場の様子はいかがですか?
和気藹々としながら、緊張感もあるところはしっかりあって、穏やかな雰囲気で各々が作品作りに向き合っています。監督やスタッフの皆さんと話し合いながら、役を深めていける環境がとてもありがたいですし、特殊メイクや衣装チームの方々とも細かく相談しながら「すみれ」と「葵」という人物を作り上げています。
――この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
テンポの良いドラマになっていると思いますし、きっとスカッとしていただけると思います。
≪原作者コメント≫
◆タナカトモ
『レプリカ 元妻の復讐』という漫画作品がドラマ化という形で物語に新たな命が吹き込まれることに、心から感謝しています。キャストの皆様がそれぞれの役にどのような解釈を注ぎ込んでくださったのか、映像作品としてどのような切り口で物語が紡がれるのか、視聴者の一人として、今から放送を待ちわびています。
原作を読んでくださった方も、初めてこの物語に触れる方も、それぞれの視点でスリルを味わい尽くしていただけたらと思います。痛快な復讐劇、キャストの皆様が織りなすドラマをぜひご体感ください。
◆ひらいはっち
『レプリカ 元妻の復讐』がドラマ化されると聞いて、とても嬉しく思うと共に「作中のキャラたちは、どんな風に表現されるのだろう?」と喜びと不思議な感覚でいっぱいになりました。作品を描く身ではありますが、毎話感情を揺さぶられ続けており、今もすみれと花梨の世界から目が離せない状態です。すみれの復讐に燃える表情や花梨の怒りに満ちた表情を悪戦苦闘しながら描き続けておりますが、ドラマという世界で息づく生身のすみれや花梨、作中のキャラたちは、どんな人になるのか、どんな声音や表情になるのだろうか、またそれぞれの人間が動いてどんな結末になっていくのか、本当に楽しみにしております。
≪プロデューサーコメント≫
◆中川順平(テレビ東京 ドラマ制作部)
「不倫復讐」モノがブームです。中にはもう「お腹一杯」の方もいらっしゃるかも知れません。
なお物語の中に外見の美醜に囚われた人物が登場しますが、本作はそれを肯定するものではなく、考えるきっかけを与えるものです。