福原遥が主演を務め、林遣都が共演する7月スタートのドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系/毎週月曜21時)より、柳葉敏郎、勝村政信の出演が決定した。柳葉は保護したこどもの面倒を見る保育士に、勝村は”愛されたいけど愛されない”児童相談所の面々に振り回される所長を演じる。



【写真】“保育士”柳葉敏郎、優しい笑顔のエプロンショット

 本作は、完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々たちがこどもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描く。

 柳葉が演じるのは、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞(みなみの・じょう)。かつては別の児童相談所の所長を務めており、定年を迎え引退したが保育士として現場に戻った。こどもたちや職員の面々からは「じょーさん」と呼ばれ慕われていて、新しく児童相談所へきた翼はもちろん、さまざまな過去や事情がある職員たちのことを温かく見守っている。

 柳葉は、これまで『踊る大捜査線』シリーズ(フジテレビ・東宝)で演じた室井慎次役をはじめ、さまざまなジャンルの作品で数え切れないほどの役柄を幅広く演じてきた。1980年に放送された『ひまわり戦争』(フジテレビ)に出演して以降、今もなお第一線で活躍し続けている、ヒット作には欠かせない存在。フジテレビの連続ドラマへ出演するのは、主演を務めた『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ系)以来11年ぶりとなり、月9への登場は『コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐ 2nd Season』(フジテレビ系)以来、なんと約15年半ぶりとなる。

 久々の月9出演に柳葉は「今回のドラマが僕にとって久しぶりのオリジナル作品ということで、若い頃に出演していた月9作品のことをふと思い出しました。物作りにおいて、オリジナル作品の楽しみ方をまた経験できるのかと思うとワクワクしています」と意気込みを寄せている。

 勝村が演じるのは、児童相談所の所長である桜木里治郎(さくらぎ・さとじろう)。予算管理や市議会での答弁対応などの事務職一筋で所長に就任した。
こどもたちや現場の職員から愛されたいという承認欲求がありながら、お金のかかるお願いをされると何かと理由をつけて逃げ回る。周囲とあつれきを生むのが嫌いで、何事も穏便に済ませたいと考えている。行き過ぎた行動で何かと問題を起こしがちな蜂村太一(はちむら・たいち/風間俊介)のチームには手を焼いている。そして、南野とは何か因縁があるようで…。

 勝村は、演出家・蜷川幸雄のもとで修業を積んだ後、劇団・第三舞台で人気を博す。その後、舞台やドラマ、映画、バラエティー番組や教養番組などジャンルを問わず活躍。『HERO』シリーズ(フジテレビ系)や『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日系)、映画『マスカレード・ナイト』(東宝)など多数の話題作に出演する他、『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系)では10年以上MCを務めている。月9へは『元彼の遺言状』(フジテレビ系)以来、約3年ぶりとなる。

 勝村は視聴者へ「とてもヘビーなテーマを扱っていますが、明るく楽しく描かれていきますので、その差異がとても楽しめるドラマになっていくと思います。僕も楽しみです」と呼びかけた。

 ドラマ『明日はもっと、いい日になる』は、フジテレビ系にて7月より毎週月曜21時放送。

 柳葉敏郎、勝村政信のコメント全文は以下の通り。


<コメント全文>

■柳葉敏郎

◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

「今回のドラマが僕にとって久しぶりのオリジナル作品ということで、若い頃に出演していた月9作品のことをふと思い出しました。物作りにおいて、オリジナル作品の楽しみ方をまた経験できるのかと思うとワクワクしています」

◆台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか?

「南野は基本的には昭和の人間なので、昭和で培ってきた人の愛情というものを、こどもたちや親はもちろん、児童相談所のメンバーたちにも共有できたらいいなと思います。どういうコミュニケーションが取れるかも自分の中では楽しみにしています」

◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「社会の問題にも取り組んでいる内容になっています。僕自身、月9への出演が約15年半ぶりということもあり、その頃を知っている方々にも楽しんでいただきたいと思っています。ドラマというのは人と人のつながりをどれだけすてきに見せられるかだと思っているので、今回はこどもたちも多いですから、世代の異なる登場人物たちの人間関係も楽しんでもらえたらと思います」

■勝村政信

◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

「このお話をいただいたときに、児童相談所という場所で何が行われているのかを詳しくは知らなかったので、いろいろと調べさせていただきました。そして、こういう世界があるのだなという驚きがありました」

◆台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか?

「それぞれがいろいろなものを抱えている中で、台本は明るく描かれていたので、これは演じるのが楽しみだなと思いました。桜木という役は、こどもたちのことをしっかりと考えているのですが、ちょっと出たがりなところがあって(笑)。あとは予算なども考えている現実的な人だなと思いました。いろんな意味で愛されていくキャラクターになったらいいなと思っています」

◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。


「とてもヘビーなテーマを扱っていますが、明るく楽しく描かれていきますので、その差異がとても楽しめるドラマになっていくと思います。僕も楽しみです」

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