今月22日に61歳の誕生日を迎える阿部寛。今年はすでに『水平線のうた』(NHK総合)と日曜劇場『キャスター』(TBS系)といった2本の主演ドラマが放送され、年内には『キャンドルスティック』、『俺ではない炎上』という2本の主演映画が公開待機中だ。
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■伝説1:実はかつてパチプロだった!
大学在学中の85年に応募した「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、モデルとして芸能界でのキャリアをスタートさせた阿部は、87年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。直後は2枚目役で映画やドラマに登場するものの、程なくして俳優としての仕事が減少し、さらにバブル崩壊でマンション投資に失敗。俳優としての不遇の時代に億単位の借金が重なる羽目になる。
20代の後半はパチンコで生活費を捻出していた時期もあったそうで、近年のインタビューでは当時を振り返り「26、27歳くらいの不遇の時代、パチンコをやってるときに、『なんで俺、誰とも会わずにずっとここで時間使ってるんだろうな』って気づいた」(※1)とコメント。そんな彼も93年につかこうへい作・演出の舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』で主演を務めたことや、94年公開の映画『大阪極道戦争 しのいだれ』で役所広司と共演したことをきっかけに、俳優として再ブレイクの道を歩むことになる。
■伝説2:高身長ゆえ まさかの能力を会得
出演していたテレビ番組の中で、プライベートでは周囲の人からバレないように、身体のいろんなところを曲げて高身長を隠していると語っていた阿部。2018年公開の主演映画『のみとり侍』の舞台あいさつでは、共演者の斎藤工から「阿部さんは役柄の心境によって小柄に見えるときがある」と指摘され“身長をコントロールできるのでは?”とツッコまれる一幕があった。
これに阿部は「斎藤くんと並ぶときは身長合わせるようにしていました」と答え、共演者の松重豊と並ぶシーンについて「背伸びして、少しでも上にいけるように頑張りました」とジョークまじりに話していた。