松本潤が主演する7月13日放送スタートの日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系/毎週日曜21時)より、清水尋也、岡崎体育、ファーストサマーウイカ、津田寛治、生瀬勝久らキャスト9名の出演が発表された。
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本作は、19番目の新領域である総合診療科の医師・徳重晃が、「問診」により患者と向き合い、時には患者の話に隠された嘘を見抜きながら、病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出していく姿を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。
小芝風花演じる滝野と同期の新米内科医・鹿山慶太(かやま・けいた)を演じるのは、昨年10月期放送の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』での好演も記憶に新しい清水尋也。鹿山は「考えても答えが出ないことを考えるのは無駄」という達観した考えの持ち主。そのため、実直で理想と現実の間で葛藤する滝野に呆れている節がある。
麻酔科医・大須哲雄(おおす・てつお)を演じるのは、シンガーソングライターと俳優の二足のわらじを履く岡崎体育。大須は淡々と仕事をこなして早く帰ることを何より重視している。人とのコミュニケーションは面倒で苦手。しかし、心臓血管外科の茶屋坂にやたらと絡まれ迷惑している。
ベテラン看護師・豊橋安希子(とよはし・あきこ)を演じるのは池谷のぶえ。豊橋は新設された総合診療科に配属され、徳重の右腕として働くことに。院内の情報通で彼女が知らない情報はないと噂されるほど。徳重とは以前から知り合いのようで…。
耳鼻咽喉科医・平手秀(ひらて・しゅう)を演じるのは本多力。平手は物腰が柔らかく、親切で控えめ。各科の医師との間に波風を立てないよう気を遣っている。
若手看護師・瀬戸舞子(せと・まいこ)を演じるのは昨年俳優デビューした新星の松井遥南。瀬戸は看護師3年目の若手ではあるが、冷静でテキパキとした働きが、周りの医師や看護師から頼りにされている。
そして、心臓血管外科医・茶屋坂心(ちゃやさか・こころ)を演じるのは、近年俳優としても大活躍中のファーストサマーウイカ。茶屋坂は、抜きんでた腕を持ち、医療界でも注目されているスター医師だ。しかし、魚虎総合病院内でも一、二を争うクセ強な性格で、興味をもった人間にはぐいぐい絡むため、相手を困惑させることも。
滝野の指導医で整形外科科長・成海辰也(なるみ・たつや)を演じるのは、名バイプレイヤー・津田寛治。成海はあまり表情を崩さず常に冷静で厳格なため、後輩や部下にはとっつきにくい印象を与えがち。効率的で合理的な診療をモットーにしているため、一人の患者に多くの時間をかける総合診療科の存在に疑問を抱いている。
外科部長・東郷陸郎(とうごう・ろくろう)を演じるのは池田成志。
さらに、魚虎総合病院の院長・北野栄吉(きたの・えいきち)を演じるのは生瀬勝久。生瀬といえばこれまで出演してきた数々の作品で変幻自在な演技を見せる唯一無二の俳優。演じる北野は、のらりくらりとしていて頼りなくも見える院長だが、魚虎総合病院に総合診療科を新設した張本人。生瀬と松本とのドラマ共演は『ごくせん』第1シリーズ(2002)以来、実に23年ぶり。2人の息のあった掛け合い芝居にも注目だ。
数々の作品に出演する実力派俳優から、存在感を放つ名バイプレイヤーまで多彩な面々が集結した。彼らが演じる「魚虎総合病院」に勤務する“個性派揃い”の医師・看護師たちが、松本演じる主人公・徳重晃にどう関わり、物語をどう彩るのか、期待したい。
日曜劇場『19番目のカルテ』は、TBS系にて7月13日より毎週日曜21時放送。