今田美桜が主演する連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第13週「サラバ 涙」(第63回)が25日に放送され、嵩(北村匠海)が4年ぶりに再会したのぶ(今田)を励ます姿が描かれると、ネット上には「言葉の重みがすごい」「胸に沁みた」「なんか涙出てくる」などの声が集まった。

【写真】明日の『あんぱん』場面カット 次郎(中島歩)の速記を読み解くのぶ(今田美桜)

 焼け野原でひとり佇むのぶの前に、嵩が現れ、ふたりは4年ぶりの再会を果たす。

釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞いたという嵩に、のぶは教師を辞めたことを打ち明ける。そしてのぶは、教師として戦争に加担してしまった後悔を涙ながらに語り「うちは…生きちょってえいがやろうか…」と言葉を振りしぼる。

 嵩はそんなのぶに「死んでいい命なんて…一つもない」と優しく答える。続けて隆は「正しい戦争なんか…あるわけがないんだ。そんなの“まやかし”だよ」と語り「そのまやかしの正義で、敵も味方も仲間も大勢死んだ」と告白する。

 真剣な表情で話を聞くのぶに、嵩は“正義は簡単にひっくり返る”と話しつつ「でも、もし…逆転しない正義があるとしたら、すべての人を喜ばせる正義。僕はそれを見つけたい」と訴える。そして「何年かかっても何十年かかっても、みんなを喜ばせたいんだ。そう思ったら…うん、生きる希望が湧いた。絶望なんかしてられないって。だから生きるんだ」と励ます。

 嵩から、亡くなった次郎やかつての教え子たちのためにも精一杯生きるよう励まされて涙を流すのぶ。
感動的な4年ぶりの再会シーンに、ネット上には「戦場帰りの嵩の言葉の重みがすごい」「胸に沁みた」「嵩らしさを残したまま強くなった。その成長になんか涙出てくる」といった投稿や「のぶちゃん、このタイミングで嵩くんに会えて本当に良かった」「もらい泣きしてしまった」などの反響が相次いでいた。

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