タレントの勝俣州和が26日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)の最終回に出演。かつてまだ「派閥」が色濃くあった時代の同番組初出演時のエピソードを明かした。
【写真】勝俣州和に次ぐ『ダウンタウンDX』出演回数、第2位はベテラン芸人!
番組32年の歴史に幕を下ろすこの日は、番組にゆかりのあるゲストらが4台の車に分かれ、番組やダウンタウンとの思い出を語り合うドライブトークに繰り出した。
お笑いコンビ・アインシュタインの河井ゆずる、タレントの山之内すずと同乗した勝俣。番組最多の272回の出演を誇る勝俣は初出演時のことを聞かれると、「僕らが若いときって、例えばウッチャンナンチャンのレギュラー番組やってたらダウンタウンの番組に出れないとか、(和田)アッコさんの番組やってたらさんまさんの番組出れないとか、とんねるずの番組やってたらダウンタウン、ウンナンの番組出れないとか、すごい派閥が強かったんですね」と説明した。当時、勝俣と言えば、ウッチャンナンチャンやとんねるずの番組でレギュラーを張っていた。
そのうえで、「徐々にそのルール破りがオッケーになったのが僕だった」と、そうした状況下でも自身が特異なポジションにいたがために『ダウンタウンDX』出演が実現した、と述懐した。
そんな勝俣は『ダウンタウンDX』初出演時について、「スタジオに入ろうとしたら、山崎邦正(現・月亭方正)が腕組みして立ってて『やっとここまで来ましたか。お手並み拝見ですね』」と言ってきたのだとか。まるでダウンタウン組の門番のような方正の振る舞いに勝俣は驚いたという。
ところが、いざ収録が始まると、ダウンタウンとの絡みが見事ハマって次々笑いを生み出していく勝俣に対して、方正は話を振られるたびにスベってしまう散々な結果になったそうで、勝俣は「最後ずっと山崎邦正が俺を睨んでた」「それはずっと覚えてる」と明かし、車内の笑いを誘っていた。

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