2022年に全世界配信デビューを飾り、現在、個々での活動も好調の7人組男性アイドルグループ「Travis Japan」のメンバーで、美しい容姿とふわ天然キャラでも親しまれる“しめちゃん”こと七五三掛龍也。4月からは情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)の金曜コーナーにも登場するなど、さらに魅力を発揮している。
【写真】今現在も美しくかっこいい “しめちゃん”七五三掛龍也の撮り下ろしフォト
■復讐ドラマは「もともと大好き。オファーの前から韓国版を観ていました」
ここ数年、若者層にも人気の韓国ドラマ。Amazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』は、同名のNAVERウェブ小説を韓国で漫画化、ドラマ化したヒット作で、日本でも人気を博した。
七五三掛も「もともと復讐劇は好きなんです。『梨泰院クラス』も好きだし、この『私の夫と結婚して』も大好きで、オファーをいただく前から、韓国版を観ていました」とのこと。そのため、今回は「とにかくビックリしました。自分が作品に参加するということもそうですし、そもそも日本オリジナル版として原作小説をベースに日本に合わせて再構成されたことにビックリしました」と振り返る。
今回の日本オリジナル版は日韓共同プロジェクトとして、映画『パラサイト 半地下の家族』制作の韓国の大手エンターテインメント企業・CJ ENM と、ドラマ『愛の不時着』などを生み出してきた韓国の制作会社スタジオドラゴンのタッグにより、日本で映像化。親友(白石聖)と夫(横山裕)の裏切りにより命を落とした主人公・神戸美紗(小芝風花)が、10年前にタイムリープし、親友と夫にリベンジを誓って2度目の人生を生きる。七五三掛は、美紗の高校時代の同級生で、2度目の人生で再会するカフェのオーナー、田辺悠斗を演じている。
自身の役を知って「ダブルの驚きがありました」という七五三掛。「このお話をいただいたのと同じころに、『ノンストップ!』の料理コーナーのお話を聞いたんです。これは運命だなと思って。今回のドラマではガッツリ料理の腕を披露するようなシーンはそんなにないんですけど、でも料理ができるぞという仕草は重要になってくると思うので、『ノンストップ!』で学びつつ、ドラマでも活かせたらなと思って挑みました」とほほ笑んだ。
■佐藤健と初共演 「とにかく、オーラがすごすぎて」
2度目の人生を進めていく美紗が通うことになるカフェは、復讐劇にあっていわば癒しの空間として登場。七五三掛も「できるだけ穏やかな空気感を意識しながら、優しい空気をまといながら撮影しました」とのこと。そんなカフェには、美紗のマインドに大きな変化をもたらしていく部長・鈴木亘役の佐藤健も訪れる。この佐藤演じる亘が、影で主人公を支える、男も女も惚れるキャラクターで、ベストキャスティングだ。
「亘って、すごく真摯だし、美紗に対してまっすぐな気持ちがあるんだけれど、なかなか伝えられずにいるんです。だけど彼女のためならなんでもする。すごくかっこいいし、自分もそうなりたいなとドラマを観ながら思いました」と七五三掛。佐藤とは、今回が初対面だったそうで、「カフェでの撮影のときに初めてお会いしたんですが、最初から亘として立っていました」とファーストコンタクトを思い起こした。
「その時点から刺激を受けましたし、とにかく、オーラがすごすぎて圧倒されました。2人だけのシーンとかもあって、本当に近くの距離でしゃべったんです。目の前に佐藤さんがいて、瞳の中に吸い込まれそうでした。なんていうんだろう、目ヂカラが本当にすごくて、キラキラしていて、魅力的で。油断すると、自分が演技をしているのを忘れてしまうくらいのオーラがありました」。いまもはっきりと思い出せるといった様子で語り、「初めての経験でした」という言葉からも、大きな衝撃だったことが伝わってきた。
カメラが回っていないところでは、「グループ(Travis Japan)の話とかもさせてもらい、いろんなお話をしました」といい出会いになったようだ。Travis Japanといえば、体調不良により2024年12月2日から活動休止を発表していた川島如恵留が、6月7日の『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』でステージ復帰。現在は、7人で元気な姿を見せている。
『私の夫と結婚して』には同じ事務所の先輩である横山が、美紗の一度目の人生のモラハラ夫・平野友也役で出演。小芝、佐藤、横山、白石の4人は「めちゃめちゃ大変なスケジュールだったと思うので、(横山と)撮影中、がっつりお話はできなかったんですけど」とのことだが、完成披露イベントの際に、横山と会話をすることができたそう。
「グループの話をしました。
■10年後を覗きにいけるなら…「常にその年齢の“かっこいい”を極めていたい」
6月23日に30歳を迎えた七五三掛。『私の夫と結婚して』では、美紗が10年前にタイムリープするが、逆に自分の10年後を覗きにいけたとしたら、七五三掛はどんな大人になっていたいか訊ねてみた。「10年後というと40歳ですよね」としばし考えた七五三掛。「かっこいいおじさんになっていたいですね。いや、おじさんになっているかはわからないけど、でも常にその年齢の“かっこいい”を極めていたいです」として、具体例を挙げた。
「それこそ佐藤健さんとか、山下智久くんとか。めちゃくちゃかっこいいし、すごく紳士的な男性なので、自分もそんな風におじさんじゃなくて、“かっこいい男性”になっていたいなと思います」と口にした。ではTravis Japanのみんなはどうだろうか。
「ライブは毎年開催していたいです。東京ドームや国立競技場という場所を目指しているので、その時には叶えていたいと思いますし、10年後というか、10年間、みんなで積み上げていけたらうれしいなと思います」。10年後より10年間を考えるところに、ゆるふわに見えてTravis Japanとしての軸を持った七五三掛を感じさせた。
Amazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』は、Prime Videoにて配信中(全10話)。