松本まりかが主演する今夜7月18日23時15分スタートのドラマ『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)に、「奪い愛」シリーズの立役者にして鈴木おさむ作品の常連である水野美紀がレギュラー出演することが発表された。主人公・真夏(松本)の母・海野三子役で、第1話冒頭から登場する。



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 鈴木おさむが脚本を手がける『奪い愛』シリーズ最新作の今作は、 行き詰まった人生をリセットすべく、新たな一歩を踏み出した主人公・海野真夏(松本)と、元カレにそっくりな妻帯者の社長・空知時夢(安田顕)が激しく葛藤しながらも引かれ合い、禁断の愛にほんろうされていく姿を中心に、《愛と葛藤の灼熱“ドロドロキュン劇場”》を展開する。

 シリーズ第1作『奪い愛、冬』(2017年)や、『奪い愛、夏』(2019年)で怪演した水野美紀。「奪い愛」シリーズの立役者である水野が今回、汚れなき白い着物をまとって演じるのは、「TOWANI」製の愛用腕時計をのこして亡くなった真夏の母・海野三子。彼女は母であると同時に、ひたすら愛に生きた女。まだ高校生だった真夏を捨て、愛する男性と2人で生きていくことを選んだ恋愛至上主義の女性だった。そんな三子は、たびたび真夏の夢の中に現れ、禁断の愛に迷い苦しむ娘の心をかき乱していく。

 「今までに演じたことのないキャラクター」という三子役を与えられ、「全身全霊で演じ、真夏の気持ちをかき乱していきたい。おさむさんはいつもキャラクターの骨組みだけ提示して、『あとはお好きに』という感じなので、“空き地にパビリオンを建てるようなイメージ”で役作りをしています」と、胸を躍らせる水野。また、今回は『奪い愛、夏』でも共演した松本と、親子役で再共演。「まりかちゃんは打てば響く俳優さん。今回も『奪い愛、夏』の撮影時の感覚が、懐かしくよみがえってきました」と、顔をほころばせた。

 金曜ナイトドラマ『奪い愛、真夏』は、テレビ朝日系(一部地域を除く)にて7月18日より毎週金曜23時15分放送。


※水野美紀のコメント全文は以下の通り。

<水野美紀(海野三子役) コメント全文>

――『奪い愛、真夏』への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

 私は第1作目の『奪い愛、冬』(2017年)で、(鈴木)おさむさんや監督たちと一緒に“ドロキュン”というジャンルを一緒に立ち上げた創設メンバーという気持ちでいるんです。なので、今回も“特別友情出演の卒業生”みたいな感覚で、撮影を楽しみにしていました。

――2019年の『奪い愛、夏』でも共演した主演・松本まりかさんの印象を教えてください。

 まりかちゃんは一緒に楽しくクリエイトできる、打てば響く俳優さん。熱量には熱量で、シリアスにはシリアスで、オモシロにはオモシロで返してくれるんです。今回も一緒に撮影しながら、本当に楽しかった『奪い愛、夏』の撮影時の感覚が、懐かしくよみがえってきました。

――海野三子をどんなふうに演じていきたいですか? 役の印象も併せて教えてください。

 三子は“恋愛が仕事であり、趣味であり、人生のすべてであり、生きがいのすべて”みたいな人。男の人に依存しないと生きていけない、恋愛依存症のようなお母さんなんです。私が今までに演じたことのないキャラクターですね。

 演じるにあたっては、“空き地にパビリオンを建てるようなイメージ”で役作りをしています。というのも、(鈴木)おさむさんはいつもキャラクターの骨組みだけ提示して、「あとはお好きに」という感じなので、演じる際の自由度が高いんです。しかも、今回は娘・真夏の夢の中に出てくるシーンが多いですから。夢の中って何でもアリじゃないですか! そのあたりも最大限に楽しみながら、演じていきたいです。

――視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。

 皆さんのご期待を超える楽しい作品になると思います! 私も三子を全身全霊で演じ、真夏の気持ちをかき乱していきたいと思っていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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