9月スタートの『仮面ライダーゼッツ』(テレビ朝日系/毎週日曜9時)で、ゼッツに変身する主人公・万津莫(よろず・ばく)役を若手俳優の今井竜太郎が務めることが発表された。今井はテレビドラマ初主演。



【写真】181cmの長身を誇る20歳 3度目の挑戦でライダー主演をつかんだ今井竜太郎

 今井は181cmの高身長を生かし、雑誌「FINEBOYS」のレギュラーモデルとして活動する一方、『GTOリバイバル』(2024年/カンテレ・フジテレビ系)や『ビリオン×スクール』(2024年/フジテレビ系)などに出演してきた。仮面ライダー作品のオーディションには、本作が3度目の参加で主演の座をゲットした。

 万津莫/仮面ライダーゼッツのキャラクターはいまだ謎に包まれているが、人間の夢に潜入し、ミッションを遂行するエージェントであることは明かされている。夢に潜入する際はさまざまなコスチュームに身を包み“七変化”を見せるとあって、モデルとしても着こなし力、表現力を磨いてきた今井がその魅力を最大限に発揮していく。

 今井は念願のライダー主演を射止めた心境を、「最初にこみ上げたのは、“めちゃくちゃうれしい!”という感情でした。実は、ライダー作品のオーディションを受けたのは3度目。今回、受からなかったらライダーには縁がないのかも…と覚悟してオーディションに挑んだので、本当にうれしかったですね。ライダーになるのは自分の子供の頃からの夢だったので、ようやくその願いがかないました!」と、さわやかな笑顔で告白。

 シリーズ史上初となる胸に巻くベルト“ゼッツドライバー”については、「“えっ胸に巻くんだ…!”というのが初めて聞いたときの感想でした」と驚きながらも、「僕が“初”というのはうれしい気持ちもありますし、“新ベルト、カッコイイな!”と思ってもらえるような、新たなヒーローを作り上げていきたいです!」と、その革新的デザインに心躍らせていることを打ち明けた。

 さらに、主演として「“夢”を抱き、目標に向かって努力している人たちの背中を押せるような作品にしたいです。そして、見てくださるみなさんに毎週、楽しさや幸せをお届けできるように頑張ります」と力強く意気込みも語っている。

 そんな『仮面ライダーゼッツ』の制作発表が、8月7日11時より『テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES』開催中のSUMMER FES LIVEアリーナ (六本木ヒルズアリーナ)で行われることが決定。
このステージでは、現在未発表のメインキャストたちが初解禁され、今井と共に登壇する予定。主題歌アーティストなど作品の全貌が続々公開される。本イベントは入場無料。

 また、7月25日公開の映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』にて仮面ライダーゼッツがスクリーンに最速登場するが、今井演じる万津莫も登場し、番組スタートよりひと足早く“変身”を披露することが明かされた。

 『仮面ライダーゼッツ』は、テレビ朝日系にて9月より毎週日曜9時放送。

※今井竜太郎コメント全文は以下の通り

【仮面ライダーゼッツ/今井竜太郎 コメント全文】

――主演に決定したときのお気持ちを教えてください

 最初にこみ上げたのは、“めちゃくちゃうれしい!”という感情でした。僕自身、幼いころ『仮面ライダーW』が大好きで、“強さとは何か”を教えてもらった記憶があり、ライダーになるのは自分の夢であり目標だったので、ようやくその願いがかないました! でも、大きな作品の主演ということで、うれしさのあとにはプレッシャーや不安を同じくらい感じました。

 実は、ライダー作品のオーディションを受けたのは3度目でした。以前に最終段階まで進めたこともあったのですが、どれもとても悔しい思いをしました。今回受からなかったらライダーには縁がないのかも…と覚悟してオーディションに挑んだので、本当にうれしかったです。

――万津莫/仮面ライダーゼッツを演じるにあたって心がけていることは?

 撮影現場では常に緊張感を持ちながら、毎シーン毎シーン大切に撮ることを心がけています。これからは特に、子どもたちのお手本になるような行動を心がけなければと思っています。


―― “夢”に潜入するエージェント、という設定を聞いたときの感想は?

 “夢”は誰もが平等に抱くことができるものであり、人間が努力する原動力となるものだと思います。それを邪魔したり、バカにしたりするのは許せない。それは僕も、莫と同じ気持ちです。夢を見ている人を守り、助けたいという思いは彼と共通しているなと感じています。

――ゼッツは仮面ライダー史上初、胸に巻くベルト“ゼッツドライバー”で変身しますが、最初に聞いたときの感想は?

 オーディションに合格したあとに“胸に巻く”とうかがって、“えっ胸に巻くんだ…!”というのが初めて聞いたときの感想でした。でも僕が“初”というのはうれしい気持ちもありますし、“今までとは違う、新ベルトもカッコイイな!”と思ってもらえるようなヒーローを作り上げていきたいです。

――撮影がはじまって大変なことは? 反対にうれしかったことは?

 最初はアフレコが大変でした。初めての特撮作品でわからないことだらけだったので歴代のライダーのアクションやアフレコを細かく勉強したのですが、戦闘中の声をどう表現したらよいのか苦戦しました。

 うれしかったのは…やっぱりいちばんは「変身!」と言えたことですね。変身シーンを演じるのは自分でもすごくワクワクしますし、撮影でゼッツの姿を見るたびに、“あぁ、ゼッツってかっこいいなぁ!”とかみしめながら日々現場に立っています。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

 “夢”って誰もが見たり、かなえたりできるものだと思います。夢を抱き、目標に向かって努力している人たちの背中を押せるような作品にしたいです。
そして、見てくださるみなさんに毎週、楽しさや幸せをお届けできるように頑張ります。

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