King Gnuの井口理が初の舞台出演を果たす『キャッシュ・オン・デリバリー』が、12月に東京・THEATER MILANO‐Zaで、来年1月に大阪・クールジャパンパーク大阪WWホールにて上演されることが決定。共演には矢本悠馬。
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本作は、マイケル・クーニーによる傑作クラシックコメディ。10月の雨の降る朝。ロンドン郊外にある、エリック・スワン(井口理)の自宅。エリックには、妻のリンダに大きな隠し事があった。2年前に電力公社を解雇されて以来、架空の間借り人を何人もでっちあげ、社会保障手当を不正受給し、生計を立てていたのだ。良心の呵責を感じ始めたエリックは、でっちあげた人物を抹殺しようと決意する。ところがそこへ、社会保障省の調査員、ジェンキンズ氏が訪ねて、エリックが生み出した架空の人物への面会を求める。2階のホンモノの間借り人・ノーマン(矢本悠馬)を巻き込んで、嘘を重ねるエリック。ごまかせばごまかすほど嘘がこじれ、エリックとノーマンは窮地に立たされていく。2人は嘘をつきとおすことができるのか? 綱渡りの極限の状態で、エリックは——?
King Gnuのメインボーカルである井口理が初舞台に選んだのは名作コメディ。2023年に映画初主演、俳優としても躍進するアーティストが、メジャーデビュー後初となる舞台出演を果たす。
井口理のバディを演じるのは、矢本悠馬。
井口は演出の小貫流星の名前を交え「矢本さんも小貫さんも、コメディをとても楽しんでやれるエンターテイメント精神を持った方々なので、僕自身一緒に舞台を作れることが楽しみですし、どこまでできるか分からないですが、みなさんの笑顔が見られるように精一杯やりたいと思います」とコメント。矢本は「何度も公演され、たくさんの演者の方が彩ってきた人気作品『キャッシュ・オン・デリバリー』、お話を知っている方や作品のファンの方が驚くような仕事ができればと腹をくくっております」と意気込みを寄せる。
舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』は、12月に東京・THEATER MILANO‐Zaで、来年1月に大阪・クールジャパンパーク大阪WWホールにて上演。
※コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■井口理
『キャッシュ・オン・デリバリー』は、学生の頃、今回演出をする小貫流星くんと一緒に上演した作品です。
僕が今回演じる役を当時は小貫くんが、矢本悠馬さんが演じる役は僕が演じていました。
その小貫くんがある日久しぶりに連絡をくれました。
ここ10年、お互い別々の道でやってはいましたが、小貫くんも東宝で演出助手として頑張っていたのを知り、お互いの積み重ねた成長を今また、みなさんに見せられたらなということで今回の舞台が決まりました。
矢本さんも小貫さんも、コメディをとても楽しんでやれるエンターテイメント精神を持った方々なので、僕自身一緒に舞台を作れることが楽しみですし、どこまでできるか分からないですが、みなさんの笑顔が見られるように精一杯やりたいと思います。
劇場でお待ちしております。
■矢本悠馬
主演の井口理さんをはじめ、初めましての方が多く、早く座組の皆さんにお会いしたいなと胸躍らせております。
自分が演じるノーマン・バセットは、作中で井口さん演じるエリックとはバディですし、物語の中心人物。もうすでに緊張しております。
何度も公演され、たくさんの演者の方が彩ってきた人気作品『キャッシュ・オン・デリバリー』、お話を知っている方や作品のファンの方が驚くような仕事ができればと腹をくくっております。