深緑野分による本屋大賞ノミネートのファンタジー小説を原作とする劇場アニメ『この本を盗む者は』が、12月26日より全国公開されることが決まった。さらに上映劇場では、ティザーチラシの設置と30秒特報の上映が8月1日以降順次開始となる。
【写真】キャラデザ・黒澤桂子が参戦『彼方のアストラ』第1話場面写真
本作は、2人の少女が“本の世界”を駆け巡る謎解き冒険ファンタジー。
『ラディアン』『神クズ☆アイドル』などを手掛けてきた福岡大生が監督を務める。キャラクターデザイン・作画監督には、『彼方のアストラ』『クズの本懐』の黒澤桂子が参加する。脚本は、『かぐや様は告らせたい』『地縛少年花子くん』の中西やすひろ、音楽は、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞し、実写からアニメまで多くの名作を手掛ける大島ミチルが担当。『暗殺教室』『地縛少年花子くん』のアニメーションプロデューサー・比嘉勇二が設立した制作スタジオ「かごかん」(株式会社かごめかんぱにー)がアニメーション制作を務める。
「本なんて、読まなければよかった……!」。書物の街・読長町に住む高校生の御倉深冬。曽祖父が創立した巨大な書庫「御倉館」を代々管理する一家の娘だが、当の本人は本が好きではなかった。ある日、御倉館の本が盗まれたことで、読長町は突然物語の世界に飲み込まれてしまう。それは本にかけられた呪い―“ブックカース”だった。呪いを解く鍵は、物語の中に―。町を救うため、深冬は不思議な少女・真白とともに本泥棒を捕まえる旅に出る。
泥棒の正体はいったい誰なのか? そして、深冬も知らない“呪い”と“御倉家”の秘密とは…?
劇場アニメ『この本を盗む者は』 は、12月26日より全国公開。
編集部おすすめ