葵わかなと神尾楓珠がダブル主演するドラマ『すべての恋が終わるとしても』が、ABCテレビ・テレビ朝日系にて10月より毎週日曜22時15分に放送されることが決まった。葵と神尾は初共演。
【写真】初共演! 葵わかな&神尾楓珠のソロショット
今作は、“忘れられない恋”をテーマにした切ないラブストーリー。高校の卒業式に付き合いはじめた同級生の男女を主人公に、彼らを取り巻く人物たちも含めた8人の男女が織り成す、リアルでちょっぴりほろ苦い恋愛模様を描く。
誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり…すべての恋はどこかでつながっているー。この世のすべてのものに必ず訪れる“終わり”を、切なさだけでなく前向きに捉え、誰しもの胸の中にある宝物のような記憶を思い出させてくれる、温かいメッセージが込められた物語だ。
葵が演じる羽沢由宇(はざわ・ゆう)と神尾が演じる大崎真央(おおさき・まお)は高校の同級生で、美術をきっかけに距離を縮めた恋人同士。夢中になって絵を描く真央の姿に心を奪われた由宇は、これを“運命の恋”だと信じるほど真央のことが大好きだった。しかし、大学進学を機に遠距離になった2人は次第にすれ違っていき…やがて社会人に。果たして“運命の恋”の行く先は?
原作は、冬野夜空による同名の超短編集。切ない恋のエピソードが140字でさまざまにつづられ、シリーズ累計発行部数が55万部を突破した。今作では、原作の全3巻に収録された146のエピソードから、八つのエピソードをモチーフとして抽出し、連続ドラマ化。脚本には三浦希紗を迎え、原作の持つはかない世界観と共感性はそのままに、登場人物たちの葛藤や成長を細やかに写し出す。
さらに今回、ショートドラマでの展開も決定。
葵は「きっと共感していただける作品になると思います。 10月の放送までまだ時間がありますが、皆さまに届く日を思いながら撮影頑張ります! 楽しみに待っていてくれたら嬉しいです」、神尾は「きっと共感してもらえるシーンが多々あると思うので、真央に限らず、共感しながら楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せた。
原作者の冬野夜空は「旧Twitter時代に書いていた1投稿で読み切れる140文字の物語が、書籍化を経てついにドラマになって地上波へと羽ばたくことになりました。すべての恋が終わるとしても、通称すべ恋。本作を原作として、脚本家の三浦さんがさらに素敵なストーリーを組み立ててくださり、葵さんや神尾さんをはじめとしたキャストの方々に、文章では表現しきれない動きや彩りを、ドラマという形で昇華していただいています」とコメントした。
ドラマ『すべての恋が終わるとしても』は、ABCテレビ・テレビ朝日系にて10月より毎週日曜22時15分放送。
※コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■羽沢由宇役・葵わかな
Q.脚本を読んだ印象は?
タイトルの通り、切なさが常に漂う物語だと思いました。
恋の始まりや終わりだけでなく、人が成長していくこと、変わっていくことやそれでも変わらない事など、どこか切なさが描かれていると感じます。 私が演じる由宇も、真央と特別な出会いをするけれど、人生の中で変化の大きい10代~20代の中で、抗えない変わりゆくものにとても影響を受けていて、私も過ごしたことのある時期なので共感する部分は多い気がします。
Q.初共演の神尾さんの印象は?
作品などで拝見させていただいていて、独特な雰囲気をお持ちで、クールそうだなと思っていましたが、実際にはすごくフランクな人で、同い年だということもあって、力を合わせて楽しく現場を過ごせていると思います! 真央と由宇のシーンをこれから重ねられる事が楽しみです。
Q.視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
きっと共感していただける作品になると思います。10月の放送までまだ時間がありますが、皆さまに届く日を思いながら撮影頑張ります! 楽しみに待っていてくれたら嬉しいです。
■大崎真央役・神尾楓珠
Q.脚本を読んだ印象は?
恋愛をしたことがある人なら共感できるようなシチュエーションや描写が多く出てきており、共感すると同時に胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになりました。僕が演じる真央は優しくて、柔らかくて、でもどこか掴みどころのないキャラクターだと思いました。
Q.初共演の葵さんの印象は?
本読みの時に初めてお会いしたのですが、細かいところまで監督に質問していたり、すごく真面目で熱心な方だと思いました。でも現場で話していくうちに、僕のしょうもないノリにも乗っかってくださり、意外な一面も見つけることができました。あとすごく姿勢が良いです。
Q.視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
きっと共感してもらえるシーンが多々あると思うので、真央に限らず、共感しながら楽しんでいただけたらと思います。
■原作・冬野夜空
旧Twitter時代に書いていた1投稿で読み切れる140文字の物語が、書籍化を経てついにドラマになって地上波へと羽ばたくことになりました。すべての恋が終わるとしても、通称すべ恋。