映画『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドとショーン・アスティン、そしてアメコミ界を代表する巨匠ジム・リーが、12月5日から開催される「東京コミックコンベンション 2025」(以下、「東京コミコン 2025」)のため来日することが決定した。

【写真】「東京コミコン」にリアル初参加となるイライジャ・ウッド

 幼少期にキャリアをスタートさせたイライジャ・ウッドは、『愛に翼を』や『フォーエヴァー・ヤング/時を超えた告白』などに出演し、大物俳優に引けを取らない確かな演技力で名子役として活躍。

1998年には、『ディープ・インパクト』や『パラサイト』といったヒット映画に出演しティーン俳優として熱狂的な支持を得た。

 そしてイライジャの人気を決定づけたのは、何と言っても『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズだ。同シリーズにて、指輪を滅ぼすという使命を背負った主人公フロド・バギンズ役を熱演し、観るものを壮大で波乱に満ちた冒険の旅へといざなった。その後も『エターナル・サンシャイン』『シン・シティ』等の話題作に出演。最新作として、あのカルト映画『悪魔の毒々モンスター』のリメイク版への出演が決まっている。

 なお、イライジャは2020年の「東京コミコン 2020」(第5回目・オンラインで開催)に参加。当時はコロナ禍ということもあり、残念ながら来日は実現しなかった。そのため、日本のコミコン参加は実に5年ぶり、そして“リアル参加”は今回の東京コミコンが初となる。

 “フロド・バギンズ”が日本へ来るのであれば、彼のもっとも信頼のおける旅の仲間=サムことショーン・アスティンの来日もマストだろう。

 ショーンは、スティーヴン・スピルバーグ(製作総指揮)×クリス・コロンバス(脚本)による80年代を代表するアドベンチャー映画『グーニーズ』にて、冒険に強く憧れる心優しい主人公マイキーを好演。その後も『ローズ家の戦争』や『戦火の勇気』といった話題作にコンスタントに出演し、幅広いジャンルで活躍している。

 代表作となった『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでは、指輪の魔力によって心身ともに衰弱し疑心暗鬼になっていくフロド(イライジャ)の精神的な支えとなるサム(サムワイズ・ギャムジー)を演じ、世界中のファンから愛されるキャラクターを見事体現した。


 近年では大人気SFドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン2に、ウィノナ・ライダー演じるジョイスの恋人ボブ役で出演。不可解な現象に巻き込まれながらも、バイヤーズ家を必死で守ろうとする“スーパーヒーロー”のような活躍を見せ、注目を集めた。

 イライジャ・ウッド、ショーン・アスティンはいずれも会期中全ての日程で来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等も予定されている。撮影会・サイン会のチケット販売の詳細は後日発表予定だ。

 さらに、世界各国で活躍する漫画家やアニメーター、アーティストらが自身の作品を販売しながらファンと直接交流する人気エリア「アーティストアレイ」に、アメコミ界を代表する巨匠ジム・リーの参加が決定した。

 ジムは、世界的に有名なアーティスト、ライター、編集者、そしてコミック出版運営者で、現在はコミックブック「DCコミックス」の社長、発行者、チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)を務めている。

 「東京コミックコンベンション 2025」は、幕張メッセにて12月5日~7日開催。

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