9日、愛知県・名古屋市内のイオンシネマ名古屋茶屋にて、島崎遥香が主演を務め、ISSEIが共演するドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』(CBCテレビ/毎週木曜24時58分)の第3話、と第4話を放送に先駆けて上映するイベントが実施。島崎とISSEIも登壇し本作への思いなどを語った。



【写真】撮影のため“ある食べ物”を半年以上我慢したと明かすISSEI

 本作は、“恋愛することが普通じゃない”という独自の世界観で描かれるヤチナツの同名漫画を実写ドラマ化。恋愛がない世界で特定の人を好きになる“レンアイ”を自覚し、葛藤する主人公・乙葉を演じるのは島崎。同じく“レンアイ”でありながら、乙葉とは違い恋愛感情を隠しながら生きるハレをISSEIが演じる。

 1部上映後では「恋愛がない世界」という本作の設定について、島崎は「非現実的なタイトルのように聞こえるけれど、マイノリティーなど現代社会とリンクする部分は大きいと思う」とコメントし、ISSEIは「台本を読んで、その世界観に衝撃を受けたけど、面白いストーリーだと思う」と語る。

 自身と役柄との共通点について聞かれると、島崎は「(乙葉とは)ほぼ一緒です。集団行動に馴染まないところとか(笑)」と明かし、会場の笑いを誘った。一方、ISSEIは「(ハレと)同じで一人の時間は好き」としながらも、「彼は擬態するのが得意だけど、僕はすぐ顔に出ちゃうので、演じるのは難しいなと思った」と役作りの苦労を明かした。

 また、夏のデートプランについて聞かれると、島崎は「暑すぎるので外はNG!でも、涼しい海外に行きたい」と回答。ISSEIは「友達と大人数でバーベキューがしたい!」と答え、インドア派の島崎を驚かせていた。

 そして、最後にISSEIが「もしも世界にレンアイがなかったら…というドラマなんですけど、男女の葛藤や、乙葉やハレたちが多様性の中で自分らしさを探していくストーリーになっているので、楽しんで見てもらえたら嬉しいです」と結ぶと、島崎は「いま、みなさんには3話と4話を見ていただいたんですけど、5話6話と続くので、ぜひハッシュタグ『#もしレン』をつけて感想を書いていただけたら嬉しいです。ちゃんと見にいきますので、よろしくお願いします」と本作を熱くアピールして見せた。

 続く2部では、上映前に舞台あいさつが開催され、○×札を使ったトークコーナーが展開。
「今だから言える隠し事はあった?」という質問では、島崎が「×」の札を上げたのに対し、ISSEIは「○」の札を上げ、「撮影期間中、歯を白く保つために半年以上我慢していたカレーを、ケータリングがあまりにも美味しそうだったので解禁してしまった」というかわいらしい秘密を告白。

 最後は、これから本編を鑑賞する観客へ向けて「全体を通して3 話の、乙葉とハレくんのシーンが一番好きなので、そこに注目して観ていただきたいです」と島崎が見どころを語って舞台あいさつが締めくくられた。

 ドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』は、CBCテレビにて毎週木曜24時58分放送。チューリップテレビにて8月8日25時53分より毎週放送。

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