新型コロナワクチン後遺症の影響を多角的な視点で描くドキュメンタリー『ヒポクラテスの盲点』より、予告編が解禁された。
【動画】なぜ日本人はワクチンを打ち続けたのか? 『ヒポクラテスの盲点』予告
新型コロナウイルス蔓延という未曽有の危機を経て国の感染症対策は変化を重ねた。
続出した新型コロナワクチンの後遺症に苦しむ患者や、接種直後に死亡した方の遺族の悲痛な声を聞き、真実を究明しようとしている医師たちがいる。コロナワクチンの問題に早々に気がつき、「全国有志医師の会」を立ち上げたほんべつ循環器内科クリニック理事長の藤沢明徳氏、担当した500人のコロナ患者を1人も死なせなかった医療法人社団それいゆ会理事長の児玉慎一郎氏、そして薬物治療の有効性、安全性を追求する薬剤疫学や再生医療の世界で数々の実績を残し、医学界をリードしてきた福島雅典氏(京都大学名誉教授)らだ。
彼らは「新型コロナワクチンとは何だったのか」を明るみにするために、同志の専門家らとともにあらゆる角度からデータを精査、調査を開始し、国内外の学会発表や論文のデータベース化、コロナワクチン後遺症の治療法や検査法の開発を行うワクチン問題研究会を2023年9月に発足した。
新型コロナワクチンは、コロナ禍での「救世主」と目されたことは事実だろう。しかし、ワクチン接種によって感染者は減るどころか増えたというデータさえもある。なぜ日本人はワクチンを打ち続けたのか? 現在においても公に検証がされないのは、いったいなぜだろうか? そこには、医学の盲点や限界のみならず、不都合な現実から目を逸らせるためのデータのトリック、アカデミアやメディアの政府に対する忖度など、⽇本社会のさまざまな問題が集約されていた…。
解禁された予告編は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、政府が緊急事態宣言を発令し、ワクチン接種を推奨する場面から始まる。しかし、その接種によって国が認めた死者数は2000人を超え、研究者からは「接種によって逆に感染者が増えた」という証言や、後遺症患者によるワクチン効果への疑念などが映し出される。さらに、接種後に心不全や不整脈が多発し、「心臓が融けた患者もいる」と訴える医師の声など、現場からの悲痛な証言が次々と続く。
一方で、「パンデミック下では最善の選択だった」とするワクチン専門家の証言も描かれる。
映画『ヒポクラテスの盲点』は、10月10日より全国公開。