韓国発のスリラー映画『侵蝕』より、キャラクター映像、キャラクターポスターが解禁された。
【動画】じわじわと不安があおられる! 『侵蝕』キャラクター映像
本作は、韓国で実写映画として初登場No.1を記録した精神崩壊スリラー。
幼い娘の危険な行動に恐怖と責任の重さを感じ、追い詰められていく母親。そんな母親を理解できず、不穏な眼差しで見つめる娘。それから20年後、幼少期の記憶を失った女性のもとに、明るく天真爛漫な“侵入者”が突如現れる。時を隔てた過去と現在、ふたつの物語は“予期せぬ侵入”によって結びつき、やがて地獄のように交錯していく。
出演はクォン・ユリ(少女時代)、クァク・ソニョン、イ・ソル、キ・ソユ。これまでの親しみあるイメージを捨て去り、自らの選択で揺れるキャラクターを、鋭く、そして繊細に演じきる。
解禁されたキャラクター映像では、4人の主要キャストが次々と映し出され、そこには狂気と不穏さが濃密に漂う。娘の異常行動を外に漏らすまいと必死に蓋をしながら、自らも限界を迎えつつある母・ヨンウン(クァク・ソニョン)。その母の心配をよそに、悪意を当たり前のように振りまき、他人を傷つけることに何の迷いもない娘・ソヒョン(キ・ソユ)。幼少期の記憶を失い、人との距離を徹底的に保ちながら生きる特殊清掃員・ミン(クォン・ユリ)。そして、人懐っこい笑顔の裏に、誰にも見せぬ闇をひっそりと隠し持つ謎めいた女・ヘヨン(イ・ソル)。
さらにキャラクターポスターでは無造作に配置された、4人それぞれの口から放たれる不穏な言葉が見る者の心に深く突き刺さる。そして不安と恐怖を映したような表情を切り取られたそのビジュアルからは、張り詰めた緊張感とただならぬ気配が漂う。
ソヒョンが母親の制止を振り切り繰り返す狂気的な行動の果てに待ち受けるものとは、20年後に描かれるミンとヘヨンの関係性はどのように変化していくのか。過去と未来が交差するとき、歪みから地獄が顔をのぞかせる―。
映画『侵蝕』は、9月5日より全国公開。