滝沢カレン初の私小説『でかまりなちゃん』が、集英社より10月6日に発売されることが決定。滝沢からコメントが到着した。



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 いつまでも消えてほしくない、と綴られた自身の“家族”の記憶。本著は、誰しもの心に宿る思慕や哀切の念を呼び覚ます、29の“お話”としてまとめた一冊。

 独創的な言語感覚が多方面で高く評価されている滝沢。彼女がとびきりユニークな母と祖父母に育てられたこと、そして、その大切な人びとにもう二度と会えないことは、これまで深くは語られてこなかった。

 新しい家族が増えた今、心に秘めた家族の景色が薄れゆく前に―ファミリーヒストリーとしても残しておくべくつづった29篇の短編集が完成。不思議な懐かしさを感じさせる瑞々しい筆致に期待が高まる。

 滝沢のコメントは以下の通り。

■滝沢カレン

私が小学生だった頃のちょっぴり温かく優しく記憶していた家族のお話を残してみました。何十年たっても、なんなら何百年、何億年経っても消したくない思い出たちです。記憶がすぐ薄まっちゃう未来好きの私には、この本を書くことが家族との永遠のとっておきアルバムになりました。

あの頃の記憶は大人になって思い出しても、何の変色もすることもなく鮮やかなまま穏やかに頭に残っていました。

忙しくてとか、悲しくなるからって深く思い出すことを避けてきた私でしたが、思い出してみて、今ここに残してよかったと思うことばかりです。
歩んできた道は愛たっぷり通りでした。最愛の家族にも届け…!

 滝沢カレンによる小説『でかまりなちゃん』は、集英社より10月6日発売。定価1980円(税込)。

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