葵わかなと神尾楓珠がダブル主演する10月12日スタートのドラマ『すべての恋が終わるとしても』(ABCテレビ・テレビ朝日系/毎週日曜22時15分)より、切ない群像ラブストーリーを彩るメインキャストとして、なにわ男子の藤原丈一郎、本田望結、山下幸輝、大塚萌香、白洲迅、市川由衣の出演が決定し、コメントが到着した。本編映像もTVerで初解禁された

【写真】藤原丈一郎&本田望結は近すぎて一歩を踏み出せない幼なじみに 追加キャストソロビジュアル

 今作は、“忘れられない恋”をテーマにした切ないラブストーリー。

高校の卒業式に付き合いはじめた同級生の男女を主人公に、彼らを取り巻く人物たちも含めた8人の男女が織り成す、リアルでちょっぴりほろ苦い恋愛模様を描く。

 葵が演じる羽沢由宇(はざわ・ゆう)と神尾が演じる大崎真央(おおさき・まお)は高校の同級生で、美術をきっかけに距離を縮めた恋人同士。夢中になって絵を描く真央の姿に心を奪われた由宇は、これを“運命の恋”だと信じるほど真央のことが大好きだった。しかし、大学進学を機に遠距離になった2人は次第にすれ違っていき…やがて社会人に。果たして“運命の恋”の行く先は?

 藤原が演じるのは、羽沢由宇(葵)と真央(神尾)の高校の同級生・西颯(にし・はやて)。真央とは実家が近く、中学時代からの一番の親友。仲間想いで、誰とでもフランクに接するため、男女問わず友達は多いが、一見、恋愛には興味がなさそうなキャラクターだ。

 そんな颯の幼なじみである、真央の妹・大崎莉津(おおさき・りつ)を演じるのは本田。なかなか素直になれず、言葉遣いがついキツめになってしまう莉津だが、実は人一倍優しい、不器用な女の子。幼い頃から颯に恋心を抱いているのですが、なかなか想いを伝えられずにいるようで…。誰にでも優しい颯とちょっぴり生意気な莉津の間にあるのは、はたして恋か、それとも…。一歩先に進んだら壊れてしまいそうな関係を、藤原と本田がみずみずしく演じる。


 藤原は「大切な人や周りにいる人への感謝の気持ち、当たり前が当たり前じゃないことを再認識できる心がグッとくる作品です」、本田は「皆さんと「共感」という感情で一つになれるよう、一つ一つのシーンを、言葉を、大切に、大崎莉津を生きます」とコメント。

 山下と大塚が演じるのは、由宇と真央が出会った高校に通う、高校一年生。山下演じる蒼(あおい)は、小説好きの男の子。周りとなじむのが苦手な蒼は、よくいきつけの喫茶店で一人で本を読んでいるのだが、実は彼にはある秘密があるようで…。

 そんな彼に興味を持ち、近づくのは、大塚演じる沙知(さち)。心を閉ざしがちな蒼に健気に話しかける、少しつかみどころのない明るい女の子だ。二人の関係性が、少しずつ変化していく中で生まれる心の機微を、山下と大塚が繊細に描き出す。

 山下は「変わってしまったことやそれでも変わらないもの、忘れられない恋がまた自分を変える。あの日のまぶしさや今感じる切なさを大切に演じたいなと思いました」、大塚は「沢山共感していただけると思うので、この作品を皆さまに届けられることを楽しみにしています!」と言葉を寄せた。

 白洲が演じる野北駿太郎(のきた・しゅんたろう)は、ショッピングモールの運営会社で営業企画を担当する“しごでき”サラリーマン。同僚からの信頼も厚く、一見順風満帆そうに見える野北だが、実はある女性に届かぬ想いを抱いているようで…。やがて、葵演じる由宇と出会い、彼の運命が動き始める。


 そして、市川が演じる宮内郁子(みやうち・いくこ)は、野北より少し年上のアパレルショップバイヤー。自由奔放、気持ちの赴くままに行動し、仕事熱心で海外を飛び回る郁子は、人にも物にも執着がなさそうに見えるが、その心の中には忘れられない存在がいるようで…。他の3組とは違う、30代の大人が出会う運命の恋を、白洲と市川がリアルに切なく奏でる。

 白洲は「すべての恋が終わるとしても… このタイトルの後にどんな言葉が続くのか、皆さんそれぞれの言葉を思い浮かべて、ご覧になっていただけたら嬉しいです」、市川は「皆さんの心の中にある、大切な人との宝物のような記憶に思いを馳せながら楽しんでいただけたらと思います」としている。

 また、本編映像もTVerで初解禁。葵わかな演じる由宇、神尾楓珠演じる真央に加え、今回解禁の6人も登場。4組それぞれの相手への想いが垣間見える内容となっている。

 ドラマ『すべての恋が終わるとしても』は、ABCテレビ・テレビ朝日系にて10月12日より毎週日曜22時15分放送。

 追加キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■藤原丈一郎

 恋愛には様々な形があり、同じ恋愛は存在しないなと感じると同時に、寂しさや切なさ、様々な感情が込み上げてくる印象の作品でした。僕が演じる西颯は、真っ直ぐで真面目な友達思い。ただ恋愛に関しては、その真面目さが考えすぎる方向にいってしまい、前に進めない時も…。
大切な人や周りにいる人への感謝の気持ち、当たり前が当たり前じゃないことを再認識できる心がグッとくる作品です。是非、楽しみに待ってて下さい。

■本田望結

 私の恋愛の教科書の一つが、小説「すべての恋が終わるとしても」です。マネージャーさんからお話を伺った時、「運命の巡り合わせってあるんだなぁ」そう想いました。台本を読んでいる時も、撮影中も、そう感じる瞬間が何度もあります。皆さんと「共感」という感情で一つになれるよう、一つ一つのシーンを、言葉を、大切に、大崎莉津を生きます。皆さんがどのシーンに共感してくださるのか、放送を心待ちにしております!

■山下幸輝

 きっと見ていただける方に共感して頂けるものだと思います。変わってしまったことやそれでも変わらないもの、忘れられない恋がまた自分を変える。あの日のまぶしさや今感じる切なさを大切に演じたいなと思いました。蒼は読書が大好きで些細な事や当たり前の事に特別を感じるピュアで穏やかな子だと思います。僕自身のあの頃と良く似ていると思います。放送は10月でまだ少し先ですが楽しみにしてもらえたら嬉しいです。
この作品で皆さんも僕自身も何気ない明日の活力になってくれたら幸いです。

■大塚萌香

 切なくも様々な世代の方に共感していただける、そんな作品だと思いました。何かの終わりは何かの始まり。すれ違いや悲しみを乗り超えて、その時に本当に大切なものが見えてくるのだと考えさせられました。私が演じる沙知はとても積極的で活発な女の子なのですが、その裏にある複雑な感情に胸を締め付けられます。それぞれの恋愛模様に苦しくなる瞬間もあると思います。沢山共感していただけると思うので、この作品を皆さまに届けられることを楽しみにしています!

■白洲迅

 恋が終わった後はどうなるのでしょう。恋が終わるからといって、その瞬間に縁が切れるわけではないし、恋の終わりから何かが始まることもある。僕が演じる野北は、恋を通じて、たくさんの失敗をして、様々な気づきを得ていく人だと思います。丁寧に演じていきたいと思います。すべての恋が終わるとしても… このタイトルの後にどんな言葉が続くのか、皆さんそれぞれの言葉を思い浮かべて、ご覧になっていただけたら嬉しいです。

■市川由衣

 原作の140字でつづられたいくつかのお話がドラマの脚本に落とし込まれているので、ひとりひとりの台詞が印象的に感じました。
それぞれの人物の角度から描かれているので、読み進めていくうちに伏線回収されたり思いもよらぬ展開もあり、とても切なく心掴まれる脚本だと思いました。郁子は自由奔放でつかみどころのない女性の印象を持ちましたが、郁子の過去や実際に演じながら向き合っていくうちに嘘がつけない、正直な人だと感じました。皆さんの心の中にある、大切な人との宝物のような記憶に思いを馳せながら楽しんでいただけたらと思います。

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