當真あみが主演声優を務めるアニメ映画『パリに咲くエトワール』の新声優キキャストとして、嵐莉菜、早乙女太一の出演が発表された。併せて、特報映像が解禁となった。



【動画】當真あみ、嵐莉菜、早乙女太一が声優キャストに! 映画『パリに咲くエトワール』特報

 本作は『ONE PIECE FILM RED』『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画を務める近藤勝也が初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション。困難な時代にあって、諦めることなく星“エトワール”に手を伸ばそうとする日本人の2人の少女の物語が描かれる。

 千鶴の夢を知るフジコは、同じアパルトマンの青年ルスランの母オルガが、ロシア出身の元バレリーナであることを知り、レッスンを依頼。一方、フジコの保護者である叔父さんがある日、失踪するという事件が起き…。フジコと千鶴、ふたりはそれぞれの夢をつかむことはできるのか―? フジコの声を當真あみが担当する。

 フジコとパリで出会う少女・千鶴を演じるのは嵐莉菜。アニメの声優を務めるのが初めての嵐は「声だけで感情を伝える難しさに苦戦しながらも全力で演じた」と振り返る。

 またパリでフジコと同じアパルトマンに暮らすロシア人の青年ルスランの声を早乙女太一が務める。ルスランを演じた早乙女は「登場人物が厳しい環境下でも、直向きに懸命にチャレンジして生きて行く姿に、薄れてしまっていた情熱や勇気を思い出した」と作品に対する想いを語った。

 併せて、本作の特報映像も解禁。「私は画家になりたいの!」という力強いフジコの言葉から映像はスタート。かつて横浜で、踊っている千鶴を見かけたことを思い出したフジコ、そしてその千鶴は「踊っていると幸せなの」と気持ちを打ち明ける。
それぞれの夢を一途に追い求める二人の一途で懸命な姿に胸を打たれる。

 また、本作の舞台である20世紀初頭のパリの様子が緻密に、そして繊細に描かれており、日本から遠く離れた異国の地で繰り広げられる少女たちの物語に期待が高まる映像となっている。

 アニメ映画『パリに咲くエトワール』は、2026年3月13日より全国公開。

 嵐、早乙女のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■千鶴役/嵐莉菜

 劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』で園井千鶴役を演じさせていただきます。

 小さい頃から声優に憧れていましたが、自分が挑戦できる日が来るとは思わず、本当に夢のようです。

 千鶴は薙刀一家の一人娘で跡取りですが、幼い頃に出会ったバレエに惹かれていく少女。私も幼少期にバレエを習っていたので、共通点を感じつつ、葛藤を越え夢へ突き進む彼女の強さにとても惹かれました。

 演じることができるとわかった時は、心も体も飛び上がるほど嬉しかったです。声だけで感情を伝える難しさに苦戦しながらも全力で演じさせていただきました。

 年齢性別関係なく、夢を追う方も、立ち止まっている方も、きっと背中を押され、自分の人生を大切にしたくなる作品になっていると思います。

■ルスラン役/早乙女太一

 この物語に登場する人物達が厳しい環境下でも、直向きに懸命にチャレンジして生きて行く姿に、薄れてしまっていた情熱や勇気を思い出させてもらいました。


 人を想う心や自分を信じる心、沢山の美しさが詰まった本作品を、是非劇場でご覧ください。

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